エピソード19:力の滓(その4)<namco×CAPCOM・SNK>
さてみなさん、今回のナムカプケイは、ザウエル軍との攻防をミッドガル王国で繰り広げる運びとなります。そしてそこにも力の滓の影響も現れていく様も描くことになります。
それから先日に原作のナムカプが15周年を迎えることとなりました。先の記事でも述べましたがおめでとうございます。
ひとまずこういったところですので、それでは、ごゆっくり。
MAP:ミッドガル城謁見の間
・数体の獣人と対峙する騎士たちと怪鳥。
騎士「さてブレイドの旦那、それにルアンさんよ、もう少しおかわりが来てもいいんじゃねえか。これじゃあ王様たちが来る前に俺たちが平らげちまうぜ」
ブレイド「油断は禁物だぞロンベルト。奴らは他の世界からの戦力をも取り込んでいる。それらを含めその勢力はバカにならぬ」
ルアン「今しばらくの辛抱です。今は我らでも持ちこたえられますが、ブレイド殿の言葉通りこれからのこともありますゆえ」
ロンベルト「どうやら、敵さんの本隊がご到着らしいぜ」
・アラモード率いるモウル兵とザウエルの獣人たちの増援が現れる。
アラモード「まったく、増援といってもこんなものかしら、でも贅沢も言ってられない、ってそちらはたった3人じゃないのよ」
兵「アラモード様、あれはただ者じゃあありませんぜ」
ブレイド「さてどうかな、こちらもいささか疲れてきたからな。早めに済ませておきたい」
・さらにはパゴス率いる親衛隊も現れる。
パゴス「もうすぐレオ王率いる本隊も着く頃だろう。我らもうかうかしてはおれぬ」
ロンベルト「おっ、噂をすれば」
・プレイヤー選択の後にレオたちが現れる。
ブレイド「おお、ようやく参ったか、わが友、我らが盟主よ」
レオ「この地の守護、大義、今こそ我らの遅参を巻き返そう」
ロンベルト「俺としても旦那の分も巻き返したかったが、ともかく俺なりに頑張ってみるさ」
ディスペアー「そう気張られるなロンベルト卿、無尽蔵とは言わぬが相手の陣容も侮れぬ」
レオ「まずは着実に当たるとしよう」
レイス「母上、ご無事でしたか」
アリーシャ「私は大丈夫です。それよりも敵の増援も気になるところ、油断はなりません」
アーサー「おお姫、ここはこのアーサーにお任せあれ」
プリンプリン「アーサーも無事だったんですね。でも私とアリーシャ様はまず大丈夫ですから」
レオ「うむご両所、敵は目の前だ。再会の喜びはその後でも遅くはなかろう」
「はっ!」
・ブレイドたちとミザリー、ディスペアーは引き続きNPCとして独自に行動する。
・はじめモウル兵が数にまかせて攻撃をしかける。
パコ「ここまで多いとさすがにきついけど、ここまで頑張ったからへこたれちゃいられないね」
・続いてザウエル軍親衛隊が攻勢を仕掛ける。
パゴス「これぞまさしく青竜の騎士だな、お主の父に付けられた傷が疼きおるわ」
レイス「この気迫、やはり剣だけでは闘い切れない、僕自身の闘志とともに、父上、そしてアーリア神の加護を」
イリス「そして精霊の神子たちの護りとともに」
・一連の敵を撃破した後で、謎の人影が現れる。
飛竜「これは、まさか・・・・・」
「・・・人の歴史の中で、どれほどの強者が、力を得て、歴史を刻んだことだろうか・・・・・」
「・・・その中には志半ばに斃れ、歴史の闇に消え去った者たちもいる。その者が得た力とともに・・・・・」
「・・・我らもその中の一つ、それらは力を得た者の残りカス。いわば“力の滓”それらが再び生を得て、陽の光を浴びん」
飛竜「“力の滓”か、やはり“奴”の記憶から出でしものたちか」
レオ「なるほど、生を操らんとする“あの男”の技術をもザサラメールは取り入れたか」
「我ら死界にたゆたうている間、醸し出された新たなる力をとくと見よ」
飛竜「いずれにしても、お前たちも、その力の滓ごと斬るのみだ」
・敵キャラクター紹介:諸般の都合で名称は抽象的なのをご了承ください。
爪の男:両手の爪と円盤状の物体を駆使して戦う男。人一倍の敵意で戦う。
衣の女:手に持った衣で戦う。非常なる攻めにもどこか慈悲が感じられる。
機械使いの男:基本的に自身が戦うことを好まず、巨大な機械兵器を操り戦う。
・飛竜、爪の男と対戦
爪の男「貴様は、俺と同じ、だが同じ力を持つのは一人で十分だ」
飛竜「そうだ、この力は俺のみで十分、いやもともと存在してはならぬものだ」
・飛竜、衣の女と対戦
衣の女「貴方は美しい、そう、私の業で散らせてあげるわ」
飛竜「お前も力にとらわれているか、やはり斃すのが情けなのか」
・飛竜、機械使いの男と対戦
機械使い「己の肉体の身で戦わんとするのはやはり無粋。我が兵器で引導を渡してくれよう」
飛竜「いかなる兵器も俺の前には無力、そしてそれにとらわれる貴様もまた然り」
・アラモード撃破
アラモード「くうう、また退かなきゃいけないのね」
・パゴス撃破
パゴス「俺もだんだんと力に捕らわれていくな、しかしそれもまたさだめか」
・爪の男撃破
爪の男「まさか、この俺が敗れんとは」
・衣の女撃破
衣の女「ああ、満たされていくわ」
・機械使いの男撃破
機械使い「これがお前の力なのか、力の方がお前を助けるというのか」
・敵全滅後
レオ「これであらかたかたが付いたな」
レイス「母上、大丈夫ですか」
アリーシャ「私は大丈夫です。彼らが逃げ延びた先、おそらくはザウエルの居城。彼らを再び闇に封じるのです」
アーサー「さて姫もひとまずお休みください。あとはこのアーサーめにお任せを」
プリンプリン「はい、でも魔界村の情勢も見逃せません」
アーサー「なんの、ザウエルの件が済めば直ちにかかりましょう」
トロン「レオ様、彼らは地下の洞窟をふさいでいっちゃいましたわ」
レオ「うむ、しかし逆に言えば王国への襲撃はなくなった。なればトロン嬢、そなたの船でザウエル城の付近まで飛んでは行けぬかな」
トロン「ま、面倒ですがお安い御用ですわ。たとえ火の中水の中、行けないところはありませんわ」
イリス「それは心強いです。道案内は彼女たちがいたします」
レオ「うむ、それでは参ろうかな」
TO BE CONTINUED
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