生き様さまざまの巻(107巻)<懐かし両さんの失敗作レビュー>
今週はある程度緊急企画ということでこち亀の各話ごとのレビューをば、
今回のお話は両津の行動の理念は欲望が中心になっていてそれに突き動かされていくといったお話だけれど。たしかに突き動かされていく様を可視化していくのはギャグマンガではよくある技法だけれど、やはりここまで行けば両津本人だけの問題ではなく、いわゆる誰かの見えざる手によるものであることは今更述べるまでもないだろう。これはたしかにドラえもんのコエカタマリンのお話を意識しているかもしれないが。
結局のところこれは実験マンガのお話ととらえれば面白いかもしれない。結局は失敗しちゃったけれど。
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