« 今週の神様20年度21・22号そして帰るべき処への巻 | トップページ | ザ・ドラえもんズオリジナル:ドラ・ザ・キッド編その1(前編) »

ep13:あの宇宙(そら)の向こうで<今更ながらビルドダイバーズRe:RISEレビュー>

現実世界でのネット環境の障害が続き、その原因が外宇宙のとある星からの影響という。ここにきてヒロトもあの世界がただの仮想世界ではないとようやく確信しだすのだが。
そんな折形態での通信も復旧しだし。とある通信が入る。それはメイからの通信だった。
後にとある場所、どこか見た人物の案内を受け、連れられた先にはやけに着飾ったドールのメイがいた。これは後見人の趣味なのだろうか。
そこに二人の少年も訪れる。軽い雰囲気のカザミ、車いすの少年がパルだった。ことにパルは今まで引っ込み思案だったのはその車いすのいきさつなのだろうか。
そこでメイがとある場所へと向かわんとタクシーを呼ぶがやはりドールなだけに一向に止まらない。これはかつて後見人の真似をしたのか。それではらちが明かないと結局パルのリムジンで移動することに。その先はとある病院。そこにはシドウ・マサキという未だ昏睡状態の若者が眠っていた。リアルではごく普通の若者、GBNでは凄腕のダイバーだったがそれがなぜムランたちを裏切りゼルトを駆ってヒロトたちの前に立ちはだかったのか、それこそがメイが探していたものだった。そして一連の事件にも関連するとなればいま対応できるのはヒロトたちダイバーズであるともメイは告げる。そしてエルドラの一見はGBN内とはまた別の領域、すなわちリアルの次元だということを。
あらためてこの拳に対処を求めるメイ。しかしカザミたちもその踏ん切りをつけかけると、メイは後をつけた後見人に連れられ一旦は物別れとなるのだが。
突然告げられた現実、否うすうす気づきはじめて確信し始めた現実にただ戸惑うのみのパル、カザミ、そしてヒロト。リアルのマギーの店でもまたあらためて今後の対処を思案する。マギーもまたメイの今後の使命、ひいては生き方を見出さんとしたことに喜びを感じていた。
次の日、相変わらず通信障害の中カフェに戻ったヒロト。相変わらずのヒロトに話しかけるヒナタ。マスターのはからいで二人の語らいの場を得たが。これまでのいきさつを踏まえてヒロトを励まそうとする。それでも彼女を失った頃の想いはやはりぬぐいがたいそれでもヒナタの言葉を胸に前へと向かわんとする。そういえば彼女がいかに消えたのかの下りはここまで未だ語られないままだったが。
やがて障害はある程度収まり、GBNも再開する。そしてあの路地裏に皆が集う。ヒロトはあの時の想いを込め、メイは己の存在意義を、パルは自分のさらなる飛翔を、そしてカザミは改めて自分自身の誇りのために。
そこに再びフレディの呼び掛けが。それは二度と戻れないやもしれない一本道。しかしヒロトには迷いはない。己に刻まれた胸の痛みにかけて。再び彼らビルドダイバーズの戦いは始まるのだ。

| |

« 今週の神様20年度21・22号そして帰るべき処への巻 | トップページ | ザ・ドラえもんズオリジナル:ドラ・ザ・キッド編その1(前編) »

ガンダム」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 今週の神様20年度21・22号そして帰るべき処への巻 | トップページ | ザ・ドラえもんズオリジナル:ドラ・ザ・キッド編その1(前編) »