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エピソード19:力の滓(その1)<namco×CAPCOM・SNK>

さてみなさん、永らくご愛顧いただいたナムカプケイもいよいよ大詰めともいえるエピソード19の『力の滓(ちからのかす)』世界を支配する力の理に立ち向かう様をお送りする運びです。今回のパートとしては幻想界の騒乱に立ち向かう戦士たちの意気込みを中心にお送りする運びです。
その前にこの章に深く関連するであろう、いわゆる“カプコンの失われた世紀末”について軽く述べたいと思います。
90年代のカプコンのリリースといえばストリートファイターシリーズを中心に、ヴァンパイアをはじめとする格ゲーシリーズ、それに伴って各作品もそれぞれ発売されていった。
それが2000年代に移るや、それら作品がなりを潜め、逆転裁判やロックマンエグゼ等の新しい作品群にとって代わり、いわゆる90年代のリリースよりは発売状況も落ち着いてきた。
そんな中、90年代を代表する作品の一つとして『ブレスオブファイアⅣ』がある。この作品も記憶を失った少年リュウと、神に近き“うつろわざるもの”をめぐる冒険を繰り広げるものだった。
その途中、その“うつろわざるもの”を利用して自分たちの“神”を作らんとした導師ユンナの暗躍も描かれるも、ひとまずそれは投げ出され、当初の目的であるリュウの分身たるフォウルとの決着をつけてひとまずの完結となった。それに伴ってユンナの新たなる陰謀をもほのめかされていたのだが。
この結末については憤った当時のプレイヤーも少なくはなく、かくいう編者もその一人といっていい。しかしそれについて当時の開発スタッフの弁では「ユンナは人間の原罪を体現している存在なのでとりあえずは放っておいてもいい」という応えで、それにはさらに憤った人もなんと多いことか。
それについても当記事を通じ、この作品に関してその原罪に対しても20年弱を経てひとまずの決着をつけるべく今までキーを叩いたものでしたが。
ともかくもその決着に向けて、この『力の滓』がいかなる展開を見せるか。ひとまずは期待をしてもらいたいものです。それでは、ごゆっくり。
 
・インターミッション、ゲゼルシャフト号内の1室
レオ「ひとまず物質界の騒乱も収まった。しかし本命は幻想界および神界にある。いまだザサラメールの掌中にあるアヌ神を鎮めることが究極的な目的となるのだが」
ワルキューレ「アヌ神はともかくとしてそれに与する魔界のドルアーガ、ザウエルおよび魍魎界の頼朝とアンブロジア。それらの勢力も無視はできません」
グレイ「それにユンナ、奴が創ったバケモノたちも界隈をのさぼっているというじゃねえか」
クロノア「それから僕と同じような“哀しみの王”という存在か」
イングリ「いずれにしてもこれらも世界の一端の陰謀に過ぎぬからのう。対処に長引きすぎると何が起こるかもわからぬぞよ」
シオン「あの、横から失礼しますが、ここまで事態が重なったことについて、心当たりがあるのですが」
レオ「うむ、心当たりといえばどんな些事でも一考に値するべきだが。ともかく述べてみたまえ」
シオン「はい、私たちの世界で影響を与え続けている“物体”があります。もしかしたらあの人たちはそれを利用して様々な事象を発生させて、私たちを巻き込んでいるかもしれません」
ジュニア「ああ、ここのところ俺たちが保管している“子機”が何やら騒がしくなって。今だ見つかっていない“親機”が影響しているって踏んでいたんだ」
イングリ「うむう、そのようなものが存在しているのかのう」
レオ「いずれにしてもそれらの探索も考慮に入れなければならない、早速ハイデルン殿およびトロン嬢と協議をしよう」
ハイデルン「ちょうどお呼びがかかるかと思い失礼するが、今後の我々の行動については、幻想界を中心に攻略をしなければならない」
トロン「ひとまずは修理も完了しているところですし、このまま一気に飛びますわよ。今しがた物質界のお歴々にも承諾は得られましたところですし」
レオ「かたじけない、それでは一同参ろうかな」
「おう!」
 
一方、レオたちとは別の部屋では
スタン「さて俺たちの世界でもザサラメールの魔の手が迫っていると言いたいが、俺たちの問題に介入して更なる混乱を引き起こさんとしているといったところだな。まずは俺たちの世界のバルバトスとはじめとして」
ユーリ「ああ、それぞれの騒乱を平定して後もその残滓を引きずっている形で、いまだ復興には時間がかかる。それに乗じての混乱と言っていいな」
リッド「そういやシオンさんが言ってた事象をコントロールする機械が関係しているといったよな」
ハロルド「それよりも、アヌ神よりも強大な存在がいるって話なのよ」
カロル「そ、それだったらみんなで力を合わせてかかれば、何とか・・・・・」
リタ「何言ってんの、相手は神様なのよ、あとそれ以上の存在だって」
プレセア「それでも、かからなきゃいけない。私たちのこれからのために」
ロイド「そうさ、俺たちもそれぞれの世界で今まで大きな敵と戦い抜いてきたんだ。これからもそうしなきゃいけない。そうだろう」
ユーリ「その通りだ。今までの戦いの上で今の俺たちがいる。そしてこれからの俺たちの、そして君たちのためにこれからの戦いを勝ち抜かなければならない。そのために出番だってあるだろう」
リッド「ああ、そうだな。いつお呼びがかかってもいいように英気を養っていこうぜ」
一方スタンたちから少し離れた場所にて
カイル「この世界のためにか、今の俺たちもそのためにここにいる、そうだろう、リアラ、ジューダス」
ジューダス「そうだな、本来存在しないはずの僕がここにいることはこのためかもしれない」
リアラ「すべては世界の均衡のために。そして私が私でいるために」
カイル「そうだ、すべては俺たちの、ひいては世界のために」
スタン「おい、いつ出番が来てもいいように、お前たちも休んでおけよ」
カイル「あ、はい・・・・・」
 
そして船の外では
小牟「おお零児、こんなところにおったのか」
零児「ああ、これで一つの決着がつく。それがすべての終わりとは限らないか」
小牟「うむ、沙夜やDEUSだけではなく、後ろに控えたアヌ神、そして」
零児「いずれにしてもすべて叩く。俺自身の誇りにかけて」
小牟「まあ何にせよすべては戦場に赴いてからじゃな。今は英気を養うのみじゃ」
零児「・・・そうだな・・・・・」
と、二人とも船内に戻る。
 
TO BE CONTINUED

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