« 今週の神様20年度2号:支えるものと引きずるものの巻 | トップページ | 小説・聖闘士星矢VSセーラームーン(その29) »

第10話:赤いモビルスーツ<今更ながらジ・オリジンレビュー>

心労で倒れたテアボロのためにテキサスに帰還したセイラ。その一方で息子の安否を気遣うべくジオンに赴かんとするロジェ。このテキサスにも居づらくなったが故の移住するのだ。それと併せて「キャスバルが生きている」との士官タチの言葉~今ジオン軍で活動しているシャアこそがキャスバルである~に、セイラの心は大きく揺れ動く。
一方でエデンにてラルが傷心を癒やし、そこにタチが訪れる。キシリア機関がラル逮捕に動き出すというが、すかさず機関の者が押し掛ける。ラルを確保せんとするがハモンがそれを阻み退ける。
その上でラルのためかピアノで弾き語る。その哀しい旋律と悲しい歌声があたかもラルの心の傷を癒すかのごとくだった。
戻ってテキサスにも不穏の空気が立ち上る。ジオン派の暴徒が蜂起し焼き討ちを始めたのだ。逃げた民衆とともに屋敷に立てこもるセイラ。襲ってきた暴徒に対し応戦を指揮し、自身も銃器で果敢に立ち向かう。彼女もまたジオンの娘、そして認めたくないだろうがキャスバルの妹だということが思い知ることになるのか。ともかく戦争の狂気に対しての憤りはまさに鬼気迫るものだった。
しかし防戦の途中、避難途中でテアボロが心臓発作で逝ってしまった。また一人セイラの大切なものが失われたのだ。しかし惨劇はまだ終わらない。コロニーのベイが攻撃されそのあおりで出航途中の船が沈められ、アズナブル夫妻がそれと運命を共にしたのだ。
その戦火の中には赤いMS、そこにはシャアが乗っていた。
くしくもその戦火で暴徒も鎮圧され、呆然とコロニーの空を見上げるセイラ。そこにはたちの言葉通りのあの赤いMSが遠目に映るのだった。追いかけるように近付かんとするように駆け寄るセイラをよそに、その赤いザクは飛び去っていくのだった。
ルウムへの攻撃を察知した連邦ティアンム艦隊は、目前のドズル艦隊に対応するため、ルウム近隣の対処を両軍のレビルに任せ、目前の敵にあたる。
一方レビル艦隊も襲撃の詳細が知らされないままにルウムへの対処にあたる。この戦いが今までの戦争とは違うことにも感づいているのだが。
戦場後方にても、形式上の総大将たるデギンも傍らにガルマを置いて戦況を見守ることに。戦況の趨勢にやきもきするガルマをたしなめつつ堂々と構えているのだが。
そしてジオン軍にとって秘蔵の戦力たるMS、三連星ガイアが兵を鼓舞し出撃にあたる。これもシャアに対する対抗心もあるが。ともかく戦意も高く出撃にあたる。
かくして艦隊戦が繰り広げられ、構造上砲撃をある程度受け流せられるムサイだが、いかんせん戦力の差は補い難く、ティアンム艦隊に対し善戦するも著しい被害を出してしまう。
そして今やジオン軍の頭たるギレンも冷徹に戦況を見守り、前線のシャアも出撃するにいたる。その際にザクのリミッターを解除し、その加速に耐えつつ戦場に乗り込んでいく。あたかも赤い彗星のごとくに。

|

« 今週の神様20年度2号:支えるものと引きずるものの巻 | トップページ | 小説・聖闘士星矢VSセーラームーン(その29) »

ガンダム」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 今週の神様20年度2号:支えるものと引きずるものの巻 | トップページ | 小説・聖闘士星矢VSセーラームーン(その29) »