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ONE PIECE反省会:ワノ国編第三幕その1

打倒オロチ並びにカイドウにむけて戦力を整えつつある中、世界会議も無事終了したかにみえたが裏面では様々な混乱が起こっていた。
一方でいざ討ち入りにかからんとしていたが、将軍オロチの陰謀で足止めを食っていた。
そんな中かつてワノ国を開国に導かんとした一人の男、光月おでんの物語が語られるのだが。
 
さて今回はワノ国編の核心に迫る第三幕、それに先立って世界会議の情勢も語られることもありひとまずはファンの興味も引かれることになるのだが。ここで各パートに分けてのファクターを述べたい。
 
・世界会議終結後の情勢
世界政府を構成する主要国家による全体会議“世界会議(レヴェリー)”が集結し、それに伴い裏面では革命軍の暗躍があったが、秘密裏に処理された、かにみえたが、新聞屋モルガンズの暗躍によって公に明かされた。それによれば革命軍のサボが戦死したというが、その詳細についてはいずれ語られることがあるのか。
 
・七武海解散
政府公認の海賊、王下七武海。先に藤虎がドフラミンゴに語ったように解散と相成った。先の世界会議にてアラバスタのコブラ、ドレスローザのドルド両王の提案から始まり、かねてから開発されていただろう“SSG”なるものが代替手段となったこともあっての今回の措置と相成った。
それに伴ってバギーやハンコック、ミホークらに海軍の討伐隊が派遣され、それに対する各海賊団も対応に追われることになる。
 
・SWORD隊員コビー
かつてのルフィの友人にして好敵手たるコビーは今もなお多くの任務に就く傍ら、特殊部隊SWORDの隊員にも選任されていた。しかもその隊長が最悪の世代の一人ドレーク、つまり彼が政府の要員であることと同時に今でもサカズキたちに睨まれているだろうコビーも軍の指揮から距離を置いているということにもなるかもしれない。しかしそのコビーが先に述べた七武海の地位をはく奪されたハンコックと対することになるのだが、はたしてどう立ち回るというのか。
 
・大海賊ロックス
大海賊時代に先立ち世界に悪名をはせた大海賊ロックス、その配下にはかつての四皇カイドウ、ビッグ・マムも加わっていて、その中でもシノギを削っていたいわく付きの海賊団でもあった。それを討ち取ったのは後の英雄ガープ。そして後の海賊王ロジャーだった。しかもこの二人が共闘してロックスを討ち取ったという。それが二人の因縁のはじまりでもあったということは興味を引かれるのだが。あと気になるのは黒ひげティーチの存在であるけれど、今更述べるまでもなく、ルフィたちの宿敵の一人でもある彼がロックスと関係があるのかという噂もあるけれど、これも今後の展開を待ちたい。
 
・シフォン外伝
妹ローラを探して夫カポネとともに自由の海を航海するシフォンたち。平和が戻ったドレスローザにたどり着いたがはたしてどのような騒動を繰り広げるのか。
 
・光月おでん
かつてワノ国にその人ありとうたわれた豪傑光月おでん。若い頃は破天荒な素行で当時の将軍スキヤキから勘当されるもその後の活躍で大名にまでのし上がることになるが、後に白ひげ、そしてロジャーのもとでグランドラインを制し、ラフテルを目の当たりにするというのだが、はたしてその冒険の果てにあるもの、ひいては物語の謎の一端につながるものはいかに。
そして白舞の大名康イエのもとでコマ使いとして仕えた、かつてはワノ国の大名の一族ながら、陰謀により没落したオロチ、彼がいかにして成り上がったかについて、謎の老婆、なんと先代のマネマネの実の能力者であるこの御仁が加担していた。これについてもさらなる波乱が語られることになるのは述べるまでもないのだが。
 
・結び
今回は冒頭の世界情勢が絡んでの話から討ち入り前の混乱、そしておでんの過去が絡んでのエピソードで年を越すこともあって、ある意味足踏みの展開にもなっているかもしれないが。しかし今後の展開についての布石、麦わらの一味が迫る危機にどう切り抜けられるか。そして大詰めを迎えるワンピースの物語もどう展開することになるのか。これも年が明けてのお楽しみといった具合になるだろうか。
ということで来年度GWにまたお会いしましょう。

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