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第7話:ララァとの出会い<今更ながらジ・オリジンレビュー>

地球でのマフィアの抗争に巻きこまれ逃げ出さんとする男たちその中にはとある少女もいた。一方でワーカーを操る一人の若者がいた。軍を追われ雌伏の日々を送るシャアだった。
仕事仲間との付き合いでカジノに赴く中、一人の少女を伴った男がルーレットに興ずる。その目をみるみる当て続けるのはあの少女の指示だったが、ある時からその目を当てるのをやめてしまう。
後日港でたたずむその少女をシャアが再び訪れる。昨日の件で男に責められた少女に寄り添うシャアに昨日のあの力のことを問わんとする。ディーラーが代わりその振り方によるものだというがそれだけではないとシャアは見抜いていた。家族への仕送りのために男のもとにいるがこれも違うのはやはり明白。そのうちあの男が現れて少女ララァをさらに責めんとするが、シャアが止める。直後とあるマフィアが襲撃してきて少女をかくまう。ついでに男もついてきたが、側近の裏切りによって命を落とす。その側近と対峙する羽目になったシャア。そのチャクラムさばきに手こずりながらもララァの“能力”によってなんとか倒すことができた。そこにあのマフィアが殴り込みをかけてきて、対するシャアもいち早くワーカーに乗り込みそのマフィアを蹴散らしつつ。ララァとともに宇宙に上がらんと持ち掛けるが。
連邦の総司令部では、ジオンの新兵器、モビルスーツについてジオンからもたらされたミノフスキー博士からの情報と合わせ、その一番弟子のテム=レイに新型兵器にの進行状況を問い合わせる。その機動性に驚愕するテムにミノフスキーが近々亡命するとの知らせが届き、ゴップ将軍は月への出向を言い渡すが。
そのグラナダについたミノフスキー、同じく一人の将校を伴って潜入した貴婦人も赴いていた。そしてテム、フォン=ブラウンのアナハイムに赴くもやはり一枚岩でないのが災いして受け入れかねていた。たしかにガンキャノンが量産にこぎつけられているが、やはりあのMSとは比べ物にならない。
そしてフォン=ブラウンに向かうミノフスキーのもと謎の一団が接近し、対する連邦もガンキャノンで応戦せんとする。そこにテムも立ち会うことになり、その性能を確かめんとする。
月面に立つ1機のMS、そこにあのシャアの姿もあった。やはり早くも引き抜かれたか。続いてオルテガ、そしてラルの機体も現れる。
ここにミノフスキーの亡命阻止作戦が実行され、まずラルが博士を説得せんとする。連邦の敵機も到来し、それはシャアが応戦する。そこに虎の子のガンキャノンも現れ、ラルたちに砲撃するも、機動力を駆使して反撃されて輸送艦もシャアによって撃破されてしまう。その圧倒的な実力に驚愕するテム。
ミノフスキーを追い詰めるラル。ガイアの追撃のあおりで倒れたガンキャノンに巻き込まれ、ミノフスキーはあえなく命を落とす。
稀代の天才の死、それもまた大いなる戦乱の幕開けでもあった。

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