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ONE PIECE反省会:ワノ国編第2幕その2

ワノ国、花の都にて怪盗丑三つ小僧こと太鼓持ちの殿ヤス、その実体は元白舞の大名霜月康イエだった。
実は先の露呈の原因は彼によるもので、それらに対し戦力の立て直しと民への詫びとともに潔く刑に服し散っていく。その様を民はカイドウが放った毒によって悲壮な笑いとともに送るしかなかった。
そのおぞましき支配に誰もが怒りを燃やすも敵の陣容はいまだ強大で一味は退かざるを得ず、同時に戦力の建て直しも余儀なくされた。
一方で捕らわれのルフィのもと、記憶を失った四皇ビッグ・マムが来訪、紆余曲折の後結局対峙するも、クイーンが何とか確保しカイドウのもとへと連行する。その隙にルフィも反撃を開始し卯丼を制圧する。
その取り押さえられたマムは、カイドウと対峙することとなり本拠の鬼ヶ島を中心にまさに天を引き裂く様相を呈していった。
 
さて春に続きワノ国の第2幕の続きたるこの夏のワンピース。初めの急展開もあれどまだまだ通過点ということで今後の展開も待ちたいところ。
ひとまずは編者的にも気になるところを挙げつつ述べたい。
 
・赤鞘9人男
かつてのワノ国の実力者光月おでん配下の腕利きの侍“赤鞘9人男”かつては近隣を騒がす荒くれ者だったが大名康イエの説諭により一人前の侍に成長し、その名をはせた。それが先の大乱で現代に飛ばされ、今ルフィとともにワノ国解放に動き出した。
その赤鞘の侍たち。先に述べた通り菊が女形だというのはともかく、兎丼に捕らわれた河松も河童、あるいは魚人か。ともかくも貴重な戦力も整い戦力の立て直しにの足掛かりとなるのは言うまでもない。
・ワノ国の蝕む“毒”
康イエの処刑に際し、民衆が笑いで見送る様は、かつてシーザーが創った“SMILE”によるもの。人造悪魔の実の失敗作たるそれを将軍オロチがばらまき民衆から哀しみすら奪ったものだった。それはひとえに民主の哀しみを疎んじたがゆえ。つまりはおでんの治世を疎んじた結果だろう。彼自身の卑劣さはともかく、それをあざ笑ったカイドウ自身もまた同じ想いなのかもしれない。
・四皇ビッグ・マム
記憶を無くし一時チョッパーや菊とともにしたが、お目当てのおしるこがルフィに食べられ、なし崩しに対することになった。未だ業に目覚めないルフィも押されるのみで、さらには闘いのさ中に記憶もよみがえってしまった。それでもクイーンに取り押さえられ収監される。それが卯丼陥落の直因となったが。
今はカイドウのもとにいてまさに対峙せんとしているが、ともかくもルフィたちにとっても難敵が一人増えたことには変わりはないのだが。
・シフォン外伝
ビッグ・マムの支配から抜けて自由の海を駆け抜けんとしたシフォン。夫のカポネについてはひとまず手なずけたみたいでよしとするけれど、肝心なのはその先、今後の物語にも関わるのは間違いないことなのでそれについても展開を待ちたい。
・ルフィの新たなる力
カイドウに敗れて兎丼に収監されたルフィはその逆境を利用し、表向きでは従順を装いつつも己の力を高めんとした。途中ヒョウ爺ことかつての侠客、花のヒョウ五郎を助けたことで処刑がてらのバトルを演じ。その途中、ヒョウ五郎の放った技に今後のルフィの勝利へのカギがあったかに見えた。しかしそれにはもう少し紆余曲折が必要だけれども。
・今後の一味勝利(逆転)への方程式
戦力の立て直しとともに打倒オロチ、カイドウ(ついでにビッグ・マム)へ向けて着々と力を貯めつつある一味。その一方で人質を取られ捕らわれの身になったロー。その際仲間を解放したホーキンズだが、その能力も確かに厄介だ。同じくドレークも恐竜の力は侮れないがひとまずは力押しだからそんなに問題ではないが。ともかくもそれらの強敵に対しては、もしかしてルフィたちのみで何とか出来るかもしれないし、あるいは少なくともマルコたち旧白ひげ一党の加勢も来るかもしれない。
その点を含めてやはり年末の反省会においても期待をしたいと思う。

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