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ep12:光る翼<今更ながらビルドダイバーズレビュー>

黒幕たるフードの男と対峙したリク。男の目的は出来損ないのGBNという世界そのものを壊すのだという。
外は相変わらずジリ貧状態だが内部ではキョウヤのもとタイガたちが合流、彼らも中枢へと足を踏み入れんとするが。
何もかも偽りと断ずるその男、まさに歪んだ怒りとともに吐き捨てるも、サラは男の哀しみを感じ取っていた。
そこにキョウヤたちが現れ、詳しい事情を聴き出すため取り押さえんとするも、実体はなく黒いハロがいるだけ、実像がぼやけていたのはそのためか。
結局男を取り逃がし、それとともに衛星が崩壊。そこに現れたのはビグザム。たしかに大きいだけではないのだがともかくこれも一つの脅威、これもあの男の切り札の一つか。
まさしくデタラメな攻撃で連合軍を蹴散らし、それとともに男の憎しみも膨れ上がり、世界をも崩壊させていく。それは他のサーバーにも影響を及ぼし、まさにGBNそのものを崩壊させようとしていく。
まさしく憎悪のネットワークと化したビグザムはじめデカール各機。これには僚機のダイバーたちもあずかり知らぬことだった。これを食い止めるにはやはりビグザムを叩くしかない。そこにキョウヤとロンメル、そしてリクが立ち向かう。
傷付きながらも戦端を拓き狙うは力の発生源。一方でアヤメもモモたちに救われようやく自分の返るべき場所を見付けられた。
そして敵の懐に飛び込まんとするも、装甲も異常に強化されなす術がない。だがキョウヤの呼びかけに皆も奮起し、リクもまた奮起とともにダブルオーの力もまた呼び起こされ、ついにはその力を解き放つ時が来た。
ダブルオーのトランザム、そして残りの戦力での総攻撃、たとえその身が砕かれようとも己の信じるこの世界を護らんがため、歪んだ憎悪を討ち砕くためにぶつけ続けるのだった。
その想いはサラと呼応し、ついにはダブルオーのドライブから光る翼が発せられ、ビグザムのデカールを抑え込む。そして世界をもいやすかのごとくサーバーのバグも抑え込まれるのだった。
最後はタイガとシャフリ、キョウヤの一撃が、そしてリクたちの想いを込め最後のとどめを決め、ビグザムを討ち取るのだった。
ここにデカールの脅威は去り、GBN世界はひとまず救われた。
今はただ星の光が戦士たちを照らし、今の勝利を祝っている。リクたちも戦いの終わりを喜びとともに迎えるのだった。

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