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レラ<サムライスピリッツ・天下一剣客伝2>

さてみなさん、今回の剣サム2は、もう一人のナコルルたるレラのシナリオをお送りする運びです。狼のシクルウとともに、まさにナコルルの影として彼女を裏方で助ける彼女、はたしてその行く末やいかにといったところで、それでは、ごゆっくり。
 
オープニング
1頭の狼を従えてあてどもなく旅を続ける一人の乙女、人は彼女を風を意味する“レラ”と呼んでいる。世に不穏な空気が流れれば行って鎮める様はまさに凶事を祓う風となっていた。今回の事態を受けてか彼女も再び姿を現すのだった。
 
第1ライバル戦(対リムルル)
・仕合前
レラ「確かに腕を上げたわねリムルル。でもここから先闘い抜ける覚悟はあるの」
リムルル「ああ、あなたはレラさん、やっぱり仕合わなきゃいけないのかな」
レラ「まだ踏ん切りはつけていないようね、そんな気持ちでは私はともかく彼女の代わりも務まらないわよ」
リムルル「そんな、ううん、私だってカムイの戦士だから、最後まで闘ってみせる」
・仕合後
レラ「少々手荒になったけど、しばらくすればまた目が覚めるわ、私は先に行くから、それまでこの子のことをよろしく頼むわね、コンル」
と、レラは去っていく。しばらくしてリムルルも目が覚める。
リムルル「あれ、やっぱり手加減してくれたんだ、傷も大したものじゃない。ほとんど治ってる。でも今のままじゃ姉さまの足を引っ張っちゃう。あたしも強くならなきゃ」
 
第2ライバル戦(対ナコルル)
・仕合前
レラ「やはり来たわねナコルル。これまでの闘いで自然を覆う闇はさらに深まってきたのはあなたも承知の上ね」
ナコルル「やはりレラさんもその凶事の中に入らんとしているのですか。ここは私のお役目と思いここまで来たのですが」
レラ「そう来ると思ったわ、だからこそ私もここにいるの。でもこの場であなたの強さをはかるのもいいのかもしれない」
ナコルル「やはり闘わなければいけないのですね」
・仕合後
レラ「強くなったのね、ナコルル、その業の強さはともかく、その想いも」
ナコルル「たしかに今の想いではあなたに及ばないのは分かっていますが、それでも」
レラ「今はじっとしていて、魔の者とそれに連なる者はあなたが思っているほど強大になっているのだから」
と、レラは去っていく。
ナコルル「レラさん、いえあなたは私の影、光なくして影も存在できないのと同じく、影なくして、光も、また」
 
中ボス戦(以下4組の中から2組)
・萬三九六編
三九六「おめえも俺様に会いたがったのかあ、天下一品の剣客たる俺様と仕合えるんだ、もうちょっと愛嬌のある顔をしやがれ」
レラ「今私も虫の居所が悪いの、一番会いたくないあなたに出会わんとは、まさに不愉快ね」
三九六「まさかこの俺様から逃げおおせんとする気かあ、それが無駄だってことをいやというほど教えてやるぜえ」
 
・黒河内夢路編
夢路「お久しぶりです、レラさん、今まで闇の中を歩んできた私も、あなたとのかかわりの中で光明を見出せたかに思えました」
レラ「でも未だ迷っているようね、あなたの気が済むようであれば、いくらでも付き合ってあげる」
夢路「やはり刃を交えるのみですか、それが更なる光明につながればいいのですが、ともかく参ります
 
・ドラコ編
ドラコ「目障りな眼差しだな、俺を狙わんとするもの程目障りなものはない、ただで死ねると思うな」
レラ「こんな銃で人の命を奪えると思うのもまさに思い上がりね、弾なんて当たらなければ意味がないわ」
ドラコ「俺の銃から逃げるとは思うな、命などいずれは終わる、それが早いか遅いかでしかないからな」
 
・アスラ編
アスラ「お前は風の巫女、いやさ影の者か。いずれにしても俺の傷をに触れんとするなら覚悟があろうが」
レラ「あなたの傷を触れるつもりはないわ、でもその傷のために人を傷付けるなら」
アスラ「やはり俺に斬られんと望むのか、それもいいだろう、ならせいぜい楽しむがいい」
 
対歴代ボス戦
レラ「もういいでしょう、これ以上魔の者の好きにはさせない、ここまでにしましょう」
・プレイヤー、異界へと引きずり込まれる。
「魔界への門は、今開かれた。汝の正なる気、我らの目覚めの礎とならん。まずはこの者ども我が手駒との仕合、愉しもうではないか」
・プレイヤー、各ボスと対戦。各員1本取れば勝ち抜け。すべての敵に勝ち抜ければクリア。対して2本連続で敗れた場合にゲームオーバー。
 
対強力ボス戦(下記5組から1組を選択)
・共通:倒されたボスの気が一人に凝縮し、パワーアップして立ち上がる。
 
・闇天草編
天草「忌まわしき封印は消え去った。今再び、大いなる主の御力により、我、目覚めたり!!!」
レラ「哀しみが故にこの世を憎むのね、それだけあなたの心も弱かっただけ、いずれ誰も恨みようがないはずだけれど」
 
・鬼斬紅郎編
斬紅郎「我は禍(わざわい)、我は鬼、そして我は壬無月、否、我こそは、鬼、斬紅郎なり!!!」
レラ「自らを禍と化して刃を振るうのね、私の刃がどれだけあなたを止められるかは、それも分からないけれど」
 
・真ゴルバ編
ゴルバ「やはり我が命をかけねば汝は討ち取れぬか、それもよかろう、今こそ決戦の刻!!!」
レラ「己の野心のために魔の力を取り入れたのね、人には過ぎたる力を得ればあとは破滅しかないのに」
 
・魔界我旺編
我旺「國の哭く声、それに応えんがため、我今こそ魔界の気をも取り込み、國を制せん!!!」
レラ「あなたには聞こえない、大地の、自然の哭く声が、すべてはあなたの武力がそうさせたにすぎないから」
 
・羅将神ミヅキ編
ミヅキ「ラキ、ラキキキキ、我が力戻ったり、今こそ世を魔界に呑みこんでくれん!!!」
レラ「影の欠片たるあなたもいずれ闇に還るべきだけれど、そこはあなたがいるとことではないわ」
 
最終戦(対壊帝ユガ)
「正と負の気のぶつありあいより我が糧なる神魔の気、今ここに高まった。今こそ我が復活の刻(とき)。
我が名は、壊帝ユガ
今、人の世は終焉を迎えん。我が意によって・・・・・」
レラ「あなたも時代が生んだ影、いずれ光に帰る刻が来るけど今がその時かも、しれない」
 
エンディング
月日は過ぎ、蝦夷よりはるか北、樺太の地にてその狼の一団はいた。
とある狩人がその様を語る。かつて自分が巨熊と出くわし襲われんとした時、一陣の風とともに狼の群れが熊にかかって退けたことを。そしてその狼たちは一人の乙女のもとに還るのだった。
その信心深き男は自分のわずかな義しさを感じ助けたのだと思い、己の義しさを高めんと心がけたとか。
これは北の大地に伝えられた乙女の物語でもあった。

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