機動戦士ガンダム クレイドルエンド・イントロダクション
さてみなさん、きたる今週末の日曜日に新たなる小説企画として『機動戦士ガンダム クレイドルエンド』をお送りする運びとなりましたが、その前にその前日譚と位置付けている逆襲のシャアから述べたい。
ハマーン率いるネオジオンとの戦争を終結させたのもつかの間、今度はグリプス戦役で姿をくらましたシャアが新たなネオジオンを率いてアムロたちロンド・ベルに戦いを挑む。
そのストーリーの帰結はここでは述べるのは控えさせていただくとして、まさかあのような終幕を迎えるのかと思い日々を送ったものでしたが、それから程なくF91が公開、それは後のVガンダム、そして別シリーズながらガイア・ギアとGセイバーと合わせ、いわゆる今までのシリーズ、アムロやカミーユの生きた時代とはかけ離れてしまった。それが後の∀、Gレコに関してはもはやガンダムそのものからも離れた感もある作品とも読めてしまう。
そのF91の直後でもOVAの0080及び83が、さらには小説の閃光のハサウェイがリリースされた。どれも物語的には暗澹たるものがあり、言ってしまえばあの時代の戦乱の帰結はどこへ行ったのかという想いさえある。
そして続くGガンダムをはじめとするいわゆるアナザーガンダムは初めのうち開き直りかといった感もあり、その反面戦乱を生きる主人公たちにも共感はしたものだった。
と前置きが長くなったけれど、今回公開する運びとなったクレイドルエンド。前々から構想していたダブルゼータ以降のガンダム世界を書こうとした想いを一旦お蔵入りして、最近のUCやナラティブの公開を受け、自分なりに宇宙世紀時代の締めくくり、ことにこの時代の徒っ花を摘み取る物語を描こうと執筆と公開に踏み切った次第です。とはいえUC2の兼ね合いもあり、公開するストーリーは半クール、約6話と予定しておりますのでそこのところはご了承のほどを。
はたして新たなる希望、次の世代の混乱の苗床になりながらもどのような帰結となるかはこうご期待、といったところで。
あと最後に一言、この作品は実際の作品とは関係はあまりない個人の創作であることをご了承のほどをお願いいたします。
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