#16:初恋の話をしよう<今更ながらルパンレビュー2018>
事態の膠着を受け、ついに次元たちもしびれを切らして行動を起こす。一方でとある将校が王女とともに検問を通るも、それはルパンとアミの変装だった。その首には件の首飾りが巻かれていたが。それにやはり先の飛行船はアミの仕業だったか。
SH社内も徐々に解放されていく中、事態の異変に心穏やかならずの主教、そして回復したネット上に国王のスピーチが流れていく。停戦を呼び掛ける国王、しかし事態は収束には程遠かった。そんな中銭形と不二子が鉢合わせとなるのだが、やはり先に拳を引きずっていたか不二子は。
未だ混乱の中にあってSH社のエンゾは国王とともに事態を見守っていた。たしかにこの内戦はこれからの彼の計画のためのテストケースだというのか。そしてルパンたちもその計画の一環だと。
そして本物のドルマ。彼女なりに事態の収束を考えており、そのための生け贄を買って出んし、主教の誘いより、秘密の部屋へと向かうが、一方でルパンたちも奥へと進まんとする。最新のセキュリティもアミのハッキングで難なくクリアしていざお目当てのもとへ。そこでも自分のこととルパンの女性観を問うアミだったが。
主教たちが向かった先は脱出艇。つまる話が亡命政権をもくろむ主教にドルマも拒絶するが、主教も腕づくで従わせようとする。そこにルパンも現れ、圧倒的な包囲も潜り込んだ次元と五エ門によって退けられる。
主教もひとまず降伏して、いろいろ懐柔させようとするが、その様はアミの配信によって国中に流されてしまう。そしてそれはSHはもとよりフランス公安にも知るところとなったが。
やがて兵士が主教を拘束し、ドルマも共犯と疑われる。アミが弁護しようとするがドルマはあえて濡れ衣を着んとした、国の収拾のために。そこにマックがドルマを人質として守らんとし、あえて兵士の銃弾に倒れることになったか。彼も彼なりにはじめは故郷の、そしてパダールの行く末を案じてのことゆえにその身を棄てたのだ。ドルマもそれに応え、すべてを背負う覚悟で内戦の収束を呼び掛ける。こうしてひとまず収まったか。
別れ際、ドルマにとってはマックは初恋の相手だったと告げ、アミもまたルパンを恋していると告げたのだ。ルパンにとってはまだまだ子供だが、その好意と意気ならば受け止めてもいいだろうが。
そして不二子は銭形との別れ際、あいまいな答えながら、これからのつかず離れずの関係を続けていくと応えた、だろうが。
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