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#12:13代石川五エ門散財ス<今更ながらルパンレビュー2018>

とある仮装パーティ、というかコスプレ会場に足を踏み入れた我らが五エ門。教会のイベントだというかの会場にてもひときわ異彩を放つ彼、実は一人の女性の首飾りをめぐってルパンに言いくるめられてのことだった。

周りの雰囲気に辟易している中、チンピラに絡まれている女性、実は彼女こそがクロエだと分かり、知り合いの少年とともに見守らんとするのだが。

安宿にみえて結構振ってくる宿屋にこもり何かと引っ込み思案のクロエを張り込む五エ門。時折あやしい奴を退けつつ怪しまれ、夜が明けたら宿の少年がクロエを引き合わせたのだ。自分の護衛を依頼するついでにサムライの客引きをも引き受けざるを得なかった。そのうち主催者の男が彼の姿が目に浮かぶ、昨夜の件も関わっているのか。

その日の売り上げを謝絶しつつ早々部屋に戻ってから、途中ルパンとの連絡もそこそこに張り込みを続ける五エ門だったが。

その日も賊がクロエを狙わんとするも、なぜか別の手の者によって狙撃される。それを退け胸元の写真を調べるとその婦人の名もクロエ、さらには主催者の男が五エ門をかばう。実はセキュリティのスタッフだったブルーノをひとまず介抱し、袖の下で婦人こそが本物だと告げられる。では今クロエを名乗る彼女は何者か。五エ門も一休みのためさらに吹っ掛けてブルーノに彼女の護衛を依頼するのだが。

眠りから覚め少年から彼女との夕食を告げられる。その際の置手紙にも気にかけながら。その夕食で彼女がことの解決をほのめかす。そこで先の手紙について語らんとするも、ブルーノが差し入れたシチリアのワインに何かあったのか、二人は眠りに落ちる。そこに現れたブルーノは何とルパンの変装。まんまと首飾りを奪わんとするも、今度はギャングの銃撃が。ひとまずはルパンが突っ切ってから五エ門が彼女を連れて脱出。本物はルパンに眠らされたというが。五右衛門もさらに吹っ掛けてルパンを止めんとブルーノの用意した兵器を使い、ひとまずルパンを止めるのだが。

結局あの首飾りはニセモノで、写真は婦人クロエの若い頃。つまりは今の彼女はクロエの娘のイネス。賊は財産を狙う親戚の手のもので。本物の首飾りは本物のクロエのもとに、ちなみに次元が張り込んでいたのだ。

結局五エ門はルパンと同じくイネスにもいいように使われ、すっかり文無しとなったそうな。

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