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#13:弓と王女とテロリスト<今更ながらルパンレビュー2018>

とある学園にて穏やかな生活を送るアミ。銭形にメールを送りつつ退屈な日々を送る中、友達もできたかと思えば時折発する奇妙な独り言に怪しまれ、結局避けられてしまう。

そんな中、今まさに矢を放たんとする謎の少女。アミの背後のカラスを射てカラス避けとなした彼女にアミも気にかけるのだが。そんな彼女も訳ありの面持ちのようだが。

ルパンのいつものアジトでは、次元がスーツのアイロンがけをしていて。同じものが何枚か押し入れにしまっていた。まあそれはポリシーというが、ひとまずのギャグにもなっているな。さておきお次のお宝だろう首飾り。これも曰く付きの名前と、それの所有者たるドルマ王女。すなわち冒頭の彼女だった。

その学園では不二子が教師として潜入していて、おりしも昼食時になぜか鍋を自炊するドルマ、そしてアミが調子を合わせていた。そういえばアミと不二子も面識があったのだが。

その学園内に一台の観光バスが潜入し、それは明らかにテロリストの偽装だった。アミもそれに察知し調べんとするも電波妨害でままならず、たちまちに学園は占拠された。

なんとアミが名指しで連れ去られんもそれをドルマが弓矢で応戦。しかし背後からの狙撃で二人とも捕まってしまう。

一方ICPO本部でも銭形がアミに連絡せんとするも先の妨害でままならない。その一方首飾り目当てでルパンも乗り込むもおそらく敵の工作か、道路工事で道がふさがれる。一旦引き下がるも別の路で潜入せんと試みる。

その学院の講堂では生徒たちが監禁されている。教師役の不二子とともに。その不二子は隙を見て講堂を後に。変わって校長室ではあのドルマのほかに数人の生徒か別に監禁された。あくまでテロ仲間の解放が目的だがというのだが。一方アミについては裏社会の要員ということで利用価値がありなのか。敵の返り血で動揺していると思えば、ルパンとの逃走劇のことを思い起こし、とりあえず色仕掛けかこの場を脱せんとするが、敵の方が一枚上手でそのままアミを落とさんとする。そこに不二子が現れ敵を退ける。やはり不二子には心を許さないきらいがあるアミなのだが。女に関しては不二子の方が一枚以上に上手だったか。やはりドルマのみでは救出作戦は意味がないからとりあえず協力を取り付けるのだった。

差し当たって校舎にこもっているテロリストたちを割り出し、その途中で協力を断るドルマが始末されんとする。そこに不二子が大胆な格好でテロリストたちの前に現れ、交渉を持ち掛ける。そこで王国の護衛役と嘯くが。

テロの目的が破壊と殺戮ならそれを絶つための潜入なのだが、そのリーダーの本質を見抜き、その動揺を突いて暗闇に乗じて討ち倒す。一方で他の人員は潜入したルパンたちが倒した。

これで一件落着かと思えば、今度は付き添いの教師が襲い掛かる。なんと彼はCIAの要員だというが、前作のMI6同じ立ち位置だというのか。そんな彼が王国を救うためにドルマが必要だというのだが。

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