#10:泥棒と泥棒<今更ながらルパンレビュー2018>
ギョーム邸に乗り込んだアルベール。しかしその先には拘束されたギョームとともにルパンが待ち構えていた。さしあたり裏の事情を聞き出し、一路ジョゼの居所へと向かう二人なのだが。
車中の二人はふと昔のことを思い出す。対する番人のことはともかくとして、アルベールとしてはやはり嫌な思い出だった。そうこうするうちに総局の追ってもついてきてさながら追っかけっこの様相を呈してきた。しかしそこは次元と五衛門が対処してくれたか。それはその後のツメ女にもか。
たどり着いたジョゼの城、厳重なセキュリティにあえて正面から乗り込むアルベールだが、対して力業のジョゼ一党に相変わらず人を喰った態度でひとまず切り抜ける。こうして着実にジョゼのもとへと近づいていくのだが。
ルパンのもとには仮面の男、もう一人とはいえ因縁あるルパンが対することに。
一方の五衛門は自慢の斬鉄剣を奪われ追い詰められたか、先に切り飛ばした爪を飛ばして視力を奪い、その隙に一刀両断、やはり闘いの年季は五衛門に軍配が上がったか。
戻ってルパンもヌンチャクで挑発してから拷問部屋に逃げ込み、追ってきた仮面の男をひとまず倒しことができた。別人とはいえカミーユ爺さんの仇を取ることができたか。
アルベールも片目の少年が対峙することに。片腕と銃を封じられ、追い詰められるアルベールだったが。
ついにジョゼのもとへとたどり着いたルパン。銃撃の後義手の電撃でルパンを仕留めんとするジョゼ。そこに倒されたはずのアルベールがジョゼを撃ち取る。やはり相手の武器で反撃して仕留めたか。しかし最期の最期でジョゼは自爆するも辛くも避けた二人だった。
その後で件の手帳を手に駆け引きを再開するルパン。さしものアルベールもこの場は引き下がったのか。
帰途に向かうアルベール、途中で車を降り、手帳を確かめるもそれはルパンが仕込んだニセモノだった。しかし本物の手帳の問題も残っているのでこれも後々引いていくのか。
いずれにしてもかつての泥棒仲間の共闘とだまし合いにひとまずの満足を覚えるアルベール、そしてルパンだった。
| 固定リンク | 0
「ルパン三世」カテゴリの記事
- 各誌レビュー24年度11月号(その4)(2024.11.29)
- 各誌レビュー24年度11月号(その3)(2024.11.22)
- 各誌レビュー24年度11月号(その2)(2024.11.15)
- 各誌レビュー24年度11月号(その1)(2024.11.08)
- 各誌レビュー24年度10月号(その5)(2024.11.01)
コメント