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#8:黒い手帳は誰の手に<今更ながらルパンレビュー2018>

ピカソの贋作よりフランス公安の裏の手帳をめぐって、アルベールとの因縁をほのめかされたルパン。そこに酒場で出会った老人が訪ねてきた。

その一方、先の局長ギョームが殺し屋ジョゼとコンタクトを取り、ルパンは先の酒場で老人とガストンの聖書をもとに何かを知っているかを尋ねる。老人は何も知らないといいつつ何かに反応していたのをルパンは見抜く。目にしたものを瞬時に記憶する元捜査官カミーユ、それがその老人だった。そこに酒場の女主人を通じてなんと死んだはずのガストンから電話がかかってきた。しかしそれこそがあのアルベールの変装だとも見抜いたのだが。

こうして再びジョゼ配下の殺し屋が酒場を襲撃。逃走の際に修行中の五衛門と連絡を取る。やはりこのご時世五衛門もスマホ持っていたのだが、やはりルパンに持たされただけあって扱い方がままならないか。肝心な時に五衛門が使えず続く刺客の砲撃に車も止められる。その刺客もかなりの使い手で、二人がかりでも苦戦は免れない。そこにカミーユが撃ち取るも、散弾によって重傷を負ってしまう。

その夜、手帳についての真実を語ろうとするカミーユ。いずれ警察の不正が明かされる時が来ることを予見し、ガストンに複製を依頼したのだ。それを総局のギョームが脅迫し、Bを使って封印せんとした。そして言うべきことを言ったのち、カミーユは息を引き取る。それを見届けてあらためてアルベールとの対峙を決意する。

検問をくぐり、おびき出されるのを承知の上で市街地へと向かうルパンたち。意気上がるルパンを次元も危惧するのだが、ひとまずは止められないのも分かっているか。

警察内で婦警たちの噂に現れた、カメラマンのティッキーなる、男。それがアルベールの趣味だというのか。

一方の五衛門、子供たちに気にかけられつつ次元との連絡を受け、子供に操作の仕方を教わるのもご愛嬌か。

そしてアルベール、前祝いと称して買い物を済ませるも、おそらくルパンの変装のティッキーの細工と手紙を受け、こちらも書かれた地点に向かう。そこでのメッセージで今度は橋に向かいようやく対峙する。ガストンの声色でルパンを誘い、件の手帳を求める。そこでルパンをすり替えたはずの銃で撃つ。やはりすべてをお見通しと手帳を手にして去るアルベール。対してルパンも起爆装置で応戦するもこれもハズレ。すべてはアルベールの掌で勝負があったかに思われたのだが。

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