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今更ながらファイナルファンタジーⅢについてひとまず語る。

さてみなさん、今回は編者自身の体調の不調により懐かしのゲームレビューをお送りする運びとなり、ファイナルファンタジーⅢについて軽く述べることに致します。それでは、ごゆっくり。

ファイナルファンタジーⅢは90年ごろに旧スクウェアにて発売されたファミコンソフトで当時としてはいろいろ画期的なシステムを組み込んだ作品である。

まず戦闘時は数値的メッセージをより簡略化し、アクティビリティを重視した形となっている。これを発展させターン性を半ば排した形を次作のⅣ以上で取っているのは後に語るとして。

続いてキャラクターのいわゆる戦闘スタイルとしての職業も多彩なバトルを楽しめることを狙ったのだが、結果としては使える職業が限られるのもひとまずの問題となった。後のⅤにてその発展形が設定され、ひとまず先の問題は解決され、結果としてすべてのジョブを極めんとする行為が半ば簡略化されたが、続くタクティクスについては、またキャラによって選択が狭められるといった問題も生まれてきた感があった。まあこれは先に述べたことだけれど。

次に世界観及びストーリーについて。は主人公たちが暮らしていた世界のささやかな異変を探求することとなり、やがては外の世界、そして深淵の闇の世界へと冒険を重ねていく。こういったいわゆる多層世界もⅣやⅤでも見受けられるが、Ⅶあたりからの3D表記の影響からか、フィールドとダンジョンの区別があいまいになってきたことから、あまり見受けられなくなったのだが。それに関連してⅡもそうだったけれどⅢのラストダンジョンは強力な敵モンスターもさることながらひとまず長大なダンジョンもあり、気を抜くとすぐに全滅という憂き目にもあいかねない。それについてもⅣあたりでのセーブ地点で幾分緩和されたのだが。

この作品もご多分に漏れず、後にDSをはじめとする次世代機にも移植され、その時代に沿ったアレンジも成されたとか。

それらを鑑みてこのFFⅢも日本のゲームの発展の観点から歴史に名を遺すにふさわしいといえるのではないか。

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