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新・忍者の科学~忍者ハットリくんの場合<本当は怖いドラえもん>

さてみなさん、今回は以前からのラインナップより、忍者の科学についてあらためて述べたく思います。今までが書きなぐりのレベルだったのをより読みやすく分かりやすい記事をお送りする運びです。でもその前に、藤子F先生の盟友たる藤子A先生の名作『忍者ハットリくん』について軽く語りたいと思います。それでは、ごゆっくり。

 

ドラえもんに親しんだ初期の子供世代、すなわち今の4、50代の大人世代のみなさまの中には、忍者ごっこと称して空地や野山を駆け巡ったり、木の棒などでのチャンバラごっこやら、折り紙などの手裏剣の投げ合いに興じた方もおられたことだろう。

まずはそんな忍者についてウンチクながらも述べたいと思う。

そもそも忍者とは戦国時代において間謀をはじめ各種工作等をおもな役目を負っていて、各大名の軍略に貢献した。

江戸時代においてもいわゆる「御庭番」やら「隠密」として各地の動向を探り江戸の治安維持に力を注いだことは時代劇を中心に描かれていた。

明治以降になると忍者の存在は消え失せたかに見えたが、戦後時代劇の人気とともに忍者の存在も今に至る多少のミソがついたものの再び脚光を浴びるようになる。そして現在に至り、忍者から派生した武術も存在しているし、たとえば自衛隊のレンジャー部隊はある意味現代の忍者ともいえ、海外では建物の壁などを軽々と駆け上る行為をスポーツ化した“パルクール”なる競技ももあり、やはり日本の忍者の体術を彷彿としている。

さておき当時のいわゆる忍者ブームについて同じくマンガ化された作品が、我らがF先生の盟友藤子A先生こと安孫子先生の『忍者ハットリくん』である。

 

(当時の)現代の日本に突如として現れた忍者の子供、かの伊賀忍者服部半蔵の子孫、ハットリ・カンゾウは弟のシンゾウ、忍犬の獅子丸とともに修行のために三葉ケンイチの家に居候することとなった。それからケンイチの仲間たちとのお遊びに付き合ったり、同じく修行のためケンイチの町にたどり着いた甲賀忍者のケムマキと張り合ったりと、当時F先生とコンビを組んでの作品なだけに、怪物くんと同じくドラえもんやオバQと同じテイストで創られたものでもあった。

そんなハットリくんが得意とするのは伊賀忍法なのだが、投げる手裏剣はほぼ百発百中なのはもとより、壁や天井を自由に歩き回れたり、果てはある程度の催眠術やらと、これら今でいえば超能力にも近いそれらの力でケンイチたちを引っ掻き回していく。たしかに当時は忍者といえば伝奇ものから派生した超人的な存在でもあるけれど。それから現代人の感覚から言えば時代錯誤的な要素もあり、それがある程度のキャラクター性を醸し出しているのまた事実。

そんなハットリくんもテレビ放映で好評を博したのご存知の通り、ドラえもん同様劇場版も幾度か公開された。その際にF先生のパーマンとも共演し大活躍をした。これもまたコンビの強みであったかなとも述べておきたいけれど、まあそれはさておき。

そして今、何とインドで新作のアニメ版が放映され、それが日本にも逆輸入されてこれまたひとかどの人気を博していった。やはりインドの日本観はともかく現代日本でも受け入れられる背景があったのだろう。

ともかくも、さしあたってのハットリくんの紹介はこんなとところだけれど、さて我らがドラえもんのお話にて忍者についてどう語られているのだろうか。それについてはまた次回まで。

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