第15話:ハイスクール潜入大作戦<今更ながらルパンレビュー2015>
今回は“クレオパトラの心”なる特大ダイヤを奪うも銭形との逃走劇の末、登校中の生徒のカバンにダイヤを投げ込んでしまう。
そこでその高校の教師に成りすまし潜入するも、その高校、生徒も教師も曲者ぞろい、教師が時限爆弾を製作するとはかなりいってるな。
早速持ち物検査を行うも肝心のダイヤは見つからない、あらためて詳しく聞き出そうとするもらちが明かない。そんな中付き添いの教師マリオについて、生徒のいざこざにも逃げ出す気の弱さはともかく、なんと彼が件のダイヤを持ち出したのだという。
そのダイヤを使い爆弾の装置に組み込んだところで確信を得たルパン。律儀に予告状を引っ提げて奪い返さんとするのだが。
その夜、教師たちは各々の武器を手にルパンに対せんとする。しかしバットと硫酸はともかくモップやらコントラバスやらと結局張り合いがない、案の定応戦の末自滅の形で返り討ちにあう。
あらためて時限爆弾の材料にダイヤを用いたわけを問いただすルパン。教師たちが言うには先に運悪く質の悪いチンピラに目をつけられ、保身のために爆弾を造った。なんだか本筋から離れていくな。
ルパンも結局ダイヤを手に入れ、すがる教師たちを突き放しつつもこれからの身の振り方を諭したりもしたが。
その後でひとまず謝り倒そうにも相手はチンピラ、やはり話が通じる相手ではなく、さらには居合わせたリッキーに始末をさせようとする。そういやマフィアにあこがれて彼らと付き合っていたが、実際銃を使おうにも相手は学校の教師、結局ためらうリッキーに制裁を行うチンピラたちにここぞでかばうことになったマリオ。マリオに向けられた銃はどこからかの銃撃で阻まれ、さらには銭形の介入でチンピラは御用。実はルパンが教師たちを助けんと裏で手を打ったというわけだった。
ひとまずの仕事を終えたルパンだが、なぜかダイヤを川に投げ捨てる。人を移り気にさせるダイヤだと嘯きつつ、興味を失ったということか。
後日いつもの調子ながらも授業に打ち込むマリオとリッキーたち。
最後あのダイヤはイルカに運ばれ不二子の手に入ったそうな。
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