第16話:ルパンの休日<今更ながらルパンレビュー2015>
久々の休日を楽しもうと車を乗り回すルパン、車内には次元と五右衛門、そして一匹の子犬がいた。実は豪華客船内でとある婦人の愛犬を届ける依頼を不二子を通じて受けており、それを届けるために向かっていた。同じく次元たちは久しぶりの休日をとイタリアで有名な寿司屋に向かうべく同乗していた。さらには銭形も追いかけてきた。これはいつものことだが今日ばかりは特に面倒な事態だろうけれど。そのうちにガス欠やらトイレ休憩やらとひとまずの手間をやり過ごし、車を進めていく。その間にも約束の刻限も銭形とともに迫ってくる。ガス欠の問題は通りすがりの農家に燃料を分けてもらい事なきを得るが、銭形も追いかけていくうちにルパンの目的地を船が停泊している港と読んで待ち伏せを行う。それを通りすがりの女の子たちから聞き出した。そういえば件の子犬は結構な女好きとみた。対してそのオバハンもとい婦人の方も子犬のジョセフィーヌをかなり溺愛しているようすで、さしもの不二子も辟易しているみたいだ。そういえばそのジョセフィーヌはなんとオスであったと判明したのだが。それに五右衛門もなにかと面倒見がいいな。
ともあれ港には案の定銭形が待ち伏せていた。そんな中船も無情にも出港し、依頼は果たせなくなったかに見えた。しかし傍らの岬に向かい、そこから船に車ごと飛び乗るといった荒業でひとまずの解決に至る。無事ジョセフィーヌを婦人のもとに送り届けることに成功したが、ジョセフィーヌは婦人を振り切りどこかに行ってしまった。結局婦人の溺愛に辟易していたのは言うまでもないか。そういえば雄だったのでまずはそれもまたイヤだったというのか。
ともかくも休日中の依頼の仕事を終え、みんなでディナータイムと洒落込んだルパンたち。五右衛門は不満ながらも寿司を味わうことになったが。
いずれにしても休日でもドタバタに巻き込まれる、あるいは引き起こすルパンといったところか。
あとジョセフィーヌ改めゴエモンは、逃げ延びた先の海岸にたどり着き、先に声をかけた女の子に拾われることになったそうな。
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