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小説・聖闘士星矢VSセーラームーン(その7)

第2話:第2回銀河戦争記(その5)

続いては瞬とジュネとの対戦である。

「あの人がアンドロメダ瞬さんね、ちょっと子供っぽいところがあるけど、結構な凛々しい人ね」

まずまことが感慨深く述べる。

「あのジュネさんも意志が強そうね、手に持ってるのはムチだけど、そうそうキツい感じもしないのよね」

続いて美奈子もジュネについて述べる。

ともかくも二人の仕合が今まさに始まろうとしている。

まずは向き合う瞬とジュネ。

「仕合うからには本気を出してよ、瞬」

「そうだね、僕も修行の成果を見てほしいな」

そして仕合は開始され、突き進んだ後に互いにチェーンと鞭がくり出される。

激しい打ち合い、そして護り合いの中、まことと美奈子は二人の闘いの渦を感じ、その渦に身を任せていることにも気付く。

「あの人たち、お互いの渦と乗って闘っているけど」

「闘っているというより、まるでワルツを踊っているみたい」

美奈子の言葉にまことも調子を合わせて、二人は一旦想像に浸る。

それは夜空の舞踏会、まこと、美奈子をはじめ多くの招待客に囲まれ、ワルツを踊っている瞬と、顔は見えないがスラリとした柳腰にドレスを着飾った女性、おそらく彼女はジュネだろう。ともかく二人のワルツにまことも美奈子も想像の中で魅入っていく。

しかし、仕合終了が告げられ、我に返った二人を中心に闘場に注目すると、やはり最後はジュネが仮面を打ち落とされ、勝負が決まった。

「やっぱりジュネさんも腕を上げたね」

「瞬だっていろいろがんばったじゃないか、あたしだって追い付くだけで精一杯だったよ」

と、両手を交わす二人に、観客は大いなる拍手喝采で称えた。そして美奈子やうさぎも紅潮して感じ入っていた。

 

その後も数多くの好仕合が繰り広げられ、会場を大いに沸き立たせたのは言うまでもなかった。邪武が言うには「ただ打ち合うだけではつまらないだろう」ということで、誰もが拳を打つのにひとかどのテクニックを要したことで、その駆け引きを踏まえて仕合を盛り立てたことだろう。

ともかくも総当たり戦の結果、五戦全勝した星矢が、カノンの挑戦権を手にしたのだった。

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