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第4話:アステロイドの猫<機動戦士ガンダム・鉄血のオルフェンズDAWN>

さてみなさん、今回はゴールデンウイーク企画として、鉄血のオルフェンズDAWN第4話をお送りする運びとなりました。

いよいよ自分たちの名を上げるべく“世界”に乗り出す暁たち。そこにはアステロイドに巣食う海賊が立ちはだかり、同じく名を上げんと一人の少女が戦いを挑むことでしょう。はたしてその対戦の行方やいかにということで、それでは、ごゆっくり。

 

 

今回は幼い頃の雪乃が母メリビットとの入浴中のエピソードから始まる。

自分の肌が黒いのを気にしてメリビットの肌の白さをうらやましがる雪乃に、メリビットは父雪之丞の名前と大地の色を受け継いだと優しく諭す。

そして今、自分がみんなを支えるほどに強くならなければいけないと思う雪乃だったが。

 

木星圏へと向かうイサリビ船内、半舷休息で食事をとるラッシュと菊千代。そこにライドが現れ、いまだ警戒しているのを承知で二人に話しかける。

かつてはアトラの料理を楽しめたと切り出し、先の鉄華団の道程を語りつつ、あらためて二人の覚悟を促す。

これから半ばGHの言われるままに働かなければならないかとラッシュはこぼすも、ライドもその働き次第で自分たちの名を上げ、鉄華団の名誉も回復できると告げる。更にグシオンの“声”を聞いたことに合わせ、生き抜くための戦いを、特にラッシュには言い渡す。

大変なこととこぼしつつ、実はラッシュも先に暁から自分たちが名を上げる目的を語られていて、ライドの言葉とともに改めて覚悟を決める。一方菊千代も同じくそれに頷きつつも、自分にも“声”が聞こえるかと自分に問うのだった。

変わってブリッジでは雪乃がトドに圏外圏の事情を聞き出す。トドが言うにはアステロイド帯にテイワズの支配が及ばない区域があり、そこにはかねてより根城にしている宇宙海賊やらテイワズを追われた不穏分子やら、そして“事件”で逃げ延びたマクギリス派残党やらがそれぞれ身を隠しているのだ。それらの言葉に平和が破られることを懸念する雪乃なのだが。ついで雪乃はライドのもとを訪れるも、着替え途中の彼の背中の阿頼耶識のピアスに驚愕する。それについてライドはそっけなく説き、雪乃もとりあえずは納得はしたが。

そして暁は自室でトレーニングにいそしんでいた。なかなか筋肉が付かないのはトレーニングが足りないのかとこぼしつつ。

ともかくもイサリビは木星圏へと航路を進めていった。

 

一方アステロイドの片隅、とある宇宙海賊一団が息をひそめていた。彼らはブルワーズのヒューマンデブリの生き残りで、条約締結後もまっとうな職に就かず、そのまま海賊稼業を続けていたのだ。今日も当局の監視の目をくぐりつつ、イサリビを見かけ今日の獲物と決め出撃していく。

その一方MS格納庫で、すでに頭部に巨大なセンサーを搭載し、自分用にカスタマイズされたMSマンロディにカラーリングをしていく一人の少女がいた。あまり品のよくない歌を口ずさみながら。

 

そして航行中のイサリビに件の海賊船が接近してきた。モニターに代表の姿が映し出される。しかしイサリビ内にライドの姿を認めるや彼らは軽い驚愕の表情を顕わしつつ、やはり鉄華団の復活が本当だったとうめく。それでいてGHに屈した裏切り者と吐き捨てるや、対してライドは鉄華団はすでに滅ぶも、自分たちはその鉄華団の志を受け継ぐ“鉄血隊”だと返す。懸念する菊千代に鉄華団の存在は監視付きで黙認されていると告げつつ、各員に出撃を促す。ともかくも海賊たちを迎え撃つべく暁たちとライドの4機が出撃していく。

一方で件の少女が出撃の際に幹部の一人が「お前の伯父を斃してグシオンを奪った奴らがいる、仇を取るチャンスだ」とけしかける。しかし少女はその言葉にあまり乗り気ではなく「母ちゃんがどう思うだろうな」と言いつつ出撃する。

こうしてブルワーズ残党と鉄血隊との戦闘が開始された。

 

まず暁のバルバトスが元デブリ兵たちを迎え討つ。もはや阿頼耶識システムが無用の長物となった今でも、敵も新デバイスにてそれに近い操作系で果敢に攻めていく。

そんなバルバトスも敵の動きにひとまずついていき、手に持ったメイスで打ってからひるんだ隙にブレードで解体し無力化していく。

「動きは素早いけど、アルミリアさんに比べたら楽に戦えるな」とつぶやきつつ。

一方でこのたび“2代目雷電号”と命名したライドのブリュンヒルトは剣状のブレードでそのままぶった斬る、その様に容赦がないと軽い戦慄を覚える暁をよそにコックピットすれすれで斬られ、むき出しになったパイロットに降伏を促し、そのまま落としていく。

ラッシュのグシオンは調整のため少し遅れて出撃したが、そこに現れたのはネコの耳状の巨大なセンサーを頭部に搭載した青いマンロディ、件の少女の機体だった。少女はグシオンの姿を認めラッシュに問いつつ応えられる。少女はこの時自らを“クアール・カデル”と名乗りそのまま交戦に持ち込む。

ラッシュはともかく暁もあずかり知らぬことだが、もともとグシオンはかつてのブルワーズ幹部クダルの愛機で、彼が斃された後昭弘に、そしてラッシュに渡ったものだった。もっともクアールにとってはグシオンやクダルのことなどどうでもよく、ただ戦えればそれでよかったのだ。クアールは獣の手状のメイスで果敢に攻め、グシオンもそれに応戦する。暁たちのもとに行きたいラッシュは早く切り抜けんとするも、いかんせん敵もかなりのやり手だった。そしてラッシュの脳裏にまた“声”が響く(余計なことは考えるな)と。

自分が遊ばれていると自覚しながらも、クアールに対する肚を決め、まず装甲内の腕を展開して応戦、その様に発奮したクアールを迎え討つ。はたしてメイスを受け止めてからロディの手足を切断する。それにはすかさずクアールも離れていく。その際にブレードを肩に残しつつ。

しかし「もうお遊びは終わりなのだ」とクアールはすごむ、それにはラッシュも今以上に身構える。

しかし「ここはクアールの負けなのだぁ!」とバックブーストで撤退する。あっけに取られたラッシュのもと暁とライドが近付いてくる。我に返り助太刀ができなかったことを詫びるも、ライドと暁もラッシュの苦戦を労う。ひとまず帰還を促すライドに従い、暁たちもイサリビに帰還する。その際ラッシュはクアールのメイスを回収するのだった。

 

一方で逃げようとする敵艦を菊千代が狙い撃たんとしていた。しかし聞いた話ではフラウロスのキャノンはかの“ダインスレイヴ”と同等の攻撃力だと聞く。“事件”においてGHも多用した~公式にはマクギリス派の仕業だと伝えられている~とはいえ“禁じ手”を使っていいのかと躊躇するも、

(みんなを助けるためだろ、遠慮なく使っちまえよ)

との“声”を感じ取り、その際に動力部の位置を割り出され、ようやく踏ん切りがついたのか、菊千代もフラウロスのキャノンを発射する。「ギャラクシー・キャノン、発射!」という声とともに。

はたして敵艦の動力部は貫かれ、その動きを封じられた。

 

結局一人も殺さずに海賊すべて生け捕った暁たち。暁はたまたま機体性能の差が勝負を決め、今後どう転ぶか分からないとも告げる。そんな暁にライドも自分を見失うなとあらためて言い渡す。

捕らえられた捕虜たちにライドは、先の言葉と合わせて彼ら自身も平穏な生活に背を向けたのだと告げる。どういうことかと問う雪乃に彼らの背中を調べてみろとライドに告げられ、そこにはたしかに阿頼耶識のピアスが植え付けられていた。かつての自分、そしてテルマたちと同じと一応の同情を向けつつ、その身柄を治安当局に引き渡す。

 

その一方で浮かない顔のラッシュ。クアールを取り逃がしたことを案じつつも、その時はその時だと割り切るのだった。

変わってドッグ内ではフラウロスを前でたたずむ菊千代に雪乃が近付いてきた。身を案ずる雪乃に菊千代は、自分にもガンダムの声が聞こえたと返し、ひとまずの安堵を告げる。その様にヤマギもフラウロスの“シノ”に「ありがとう」と心の中で呼び掛けるのだった。

 

そして逃げ延びたクアールは、今までの貯金をはたいてからあらためて装備を整え、またグシオンのブレードも装備に取り入れてから、自分を打ち負かしたラッシュたちを追って小型の武装輸送艇で木星圏へと旅立つのだ。その際に先のあまり品のよくない歌を口ずさみながら。

 

次回、機動戦士ガンダム・鉄血のオルフェンズDAWN

“テイワズの息子”

お互い偉大すぎる親父を持つと、息子は苦労するよなあ、暁。

 

一応のキャラクター設定

クアール・カデル(声:竹達彩奈さん(希望)):かつての宇宙海賊ブルワーズ幹部クダルの妹の子で、幼い頃はアステロイド帯で過ごすも、母親の死を機に名をあげんと、まずは何でも屋兼賞金稼ぎとしてアステロイド帯界隈で活躍する。そして伯父の縁でブルワーズ残党にスカウトされ、ラッシュたちと対峙する。MS操作の腕前は伯父以上でさらには生命力も高い。猫のような外見で一見偉そうな物言いながらも案外礼儀正しい。

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コメント

作中クアールが歌ったあまり品のない歌(竹達彩奈さんの声を思い出して)
あ~おあおあ~お、あおいそら ね~こねこね~こ、そらのねこ
そ~らはとってもくらいけど クアール・カデルはきょうもいく。
く~もくもく~も、しろいくも ね~こねこね~こ、しろいねこ
く~もはみたことないけれど クアール・カデルはここにあり。
そ~らそらそ~ら、ひろいそら ね~こねこね~こ、ねこのそら
そ~らはとってもひろいけど クアール・カデルはげんきなのだ。

投稿: Mr.The-O | 2018年5月 2日 (水) 17時23分

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