第2話:偽りのファンタジスタ<今更ながらルパンレビュー2015>
とある一室にて何やら薬物を投与している一人の男、何やら苦しげだが。一方で未だサンマリノに滞在しているルパン一味、サッカー観戦に興じていると思いきや何やら仕合運びに不満げな様子。
そのサッカーチームのエースのブロッツィ、まずはレベッカとの浮名を流しているがそれもどこ吹く風。
一方で銭形もサッカー観戦と思いきや、今度のルパンのターゲットありとにらんでいるとか。そこに見かけたVIP席の男たちイタリアマフィアのモンデーィニというがひとまずは関わりなきという。そのリカルドもサッカーの試合に介入するというが。
戻ってカフェでたたずむルパンのもと、不二子があのブロッツィを連れてやってきた。自分のドーピングの証拠をつかまれ、選手生命もかかっているだけにその証拠を奪ってほしいという。
生憎ルパンは乗り気でない様子だが、後にトイレでクダを巻いているところをルパンにお説教されて悪態をつく中、何やらを感じ入ってひとまず依頼を受けることになった。イギリスの諜報機関から入手したモンディーニの情報から作戦が開始される。
そのモンディーニの側近の、冷静な一人に筋肉バカのもう一人。まずは後者に変装して先のようにチェスに興じた後件の書類を探し出す。前者のグラサンの男も先の悪態と合わせ後の変化には十分に察知していてひとまず傍観を決め込んでいるが。
首尾よく奪い取ったパンだったが最後の方で見つかり、そのままカーチェイスに。その際グラサンの方の側近が何やらの機密文書を奪っていたが。
五右衛門の剣さばきで追っ手を阻んだかにみえたが最後のモンディーニが筋肉バカの方を引き連れて追いかけてくる。しかしそれをも次元の銃裁きで退け、ひとまず依頼はこなせたかにみえた。
一方で練習に余念がないブロッツィ。そこにルパンが証拠の品を渡してから真意を問う。彼は自分を拾ってくれたチームに恩義を感じ、弱った視力を押してプレイするうちドーピングに引っ掛かったということだった。しかし彼の視線の先には一片の曇りはない、ルパンもそれに感じ入っていたか。
変わって銭形はモンディーニの一件にルパンが絡んでいることを知る。更にはルパンとの対峙の直後とどめを刺したグラサンの側近、実はイギリスの諜報部員だった。先のハッキングもお互いを利用した結果ということだった。そこでルパンが手柄を譲った形となって。
そして試合にてルパンの依頼であるハットトリックを決め、勝利を飾ったブロッツィの姿があった。
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