月刊ストロングワーズ新世界編(創作)17年度12月号
さてみなさん、今月のストロングワーズは、ついに決着の時を迎えるルフィとテゾーロ。ともあれそれらを飾る周りの人々の強き意志と感慨をここにお送りでする運びです。それでは、ごゆっくり。
・戦う言葉
サボ「これを見過ごせってのか、無駄な犠牲を殖やすな、CP-0!
それに、これは弟の喧嘩だ。邪魔しないでもらおうか!」
ルッチ「これが、貴様の正義か!?」
サボ「いいや、自由だ!」
海軍の権限を得てテゾーロもろとも討伐せんと一斉砲撃を試みるルッチの前にメラメラの能力を得たサボが立ちふさがる。それに対しサボたち革命軍を“正義”と呼びその真意を問うルッチ。それはサボたち革命軍、ひいてはかつて自分を打ち負かしたルフィたち海賊たちに“悪”以外の価値観を見出したのか、それとも。
・智慧の言葉
「えらく美しく散ったな、神でも降っていったかと思った(サボ)」
「あいつの通り名は、怪物だ!!(ロブ・ルッチ)」
野心と復讐に捕らわれ、自らを神と称し、権力の怪物と化したテゾーロ。しかしルフィの渾身の拳を受けぶっ飛ばされた。その間際、想い人の面影を見たかと思えば、そのまま海軍艦に落着してしまう。そこに横たわったのは、サボやルッチが言うように、神でも怪物でも、まして夢を抱いたかつての若者でもなく、すべてを失い抜け殻になった一人の哀れな男だった。
・智慧の言葉
「女の子は知恵で生き抜かないとね、ウシシ♡(カリーナ)」
テゾーロが討ち取られ、グランにカウントダウンが響く。島が爆発するとカリーナが告げ、人々の避難を指示し自分は被害を最小限に食い止めんと踏み止まる。
やがてカウントが0にかかるが、島の爆発は実は嘘で、島ごとテゾーロマネーを手に入れんとしたカリーナの策略であった。
怪盗と名乗るカリーナの面目役如ともいえる彼女の手際に、一杯食わされたナミも内心はともかくただ感じ入るのだった。
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