月刊ストロングワーズ新世界編(創作):17年度11月号
さてみなさん、今月のストロングワーズは、FILM GOLD編のその3ということで、いよいよ全面対決と相成り、立ちはだかるテゾーロの悪意とそれに立ち向かう人々の姿をここにお送りできればと思い、お送りする運びです。それでは、ごゆっくり。
・悪意の言葉
「何か希望だ、何が絶望だ、おれの前で、おれの前で、おれの、前で・・・おれの前で笑うなァ!!!」
「呪縛が解けたから何だというのだ、解けたのならまた縛ればいい。
この町では、すべてがおれの意のまま! 何が面白いかは、おれが決める!!
さあ、ショーの再会といこうか!!!(ギルド・テゾーロ)」
ナミたちの機転でテゾーロの罠のショーを打ち破り、一気に形勢が逆転する。そして解放されたゾロに己の悦びが破られたことを告げられるや、今までの過去を反芻しつつ憤怒とともに次なる一手を講じるテゾーロだった。
・愛の言葉
「いつか、私は買われちゃうけど、心まで買われはしない」
「ありがとう、あなたの気持ちが何よりうれしかった。私は、心から幸せだった(ステラ)」
かつてのテゾーロは裏社会に身を置きつつ、いつかは表の世界に上がらんとした若者だった。その心の支えとなったのが一人の少女ステラ、彼女が天竜人に買われ、不遇のうちに世を去ってもなお、テゾーロの愛を信じて逝ったのだ。しかしテゾーロは彼女を失った無力感からいつしか野心の塊となり、そして彼女の愛からも、背を向けてしまった一人の怪物と化してしまったのだ。
・戦う言葉
「おれ、決めた。もう、諦めない・・・!
戦うって決めたんだ。おれ、やっぱり、自由がいい!!(リッカ)」
巨大な黄金の像に身を包んだテゾーロに立ち向かうも一旦は街中に吹っ飛ばされ、居合わせたスパンダインに捕らわれたルフィを救ったのは、先に知り合った少年リッカだった。一旦はテゾーロの呪縛から解き放たれ、ルフィに希望を見出したからには、自分もまた自由を得るために立ち上がるのだった。
・智慧の言葉
「知ってるか、ギャンブルで負けない方法を!?
相手から奪ったコインで勝負することだ(ダイス)」
「そんな腕じゃ、おれは斬れねェよ!!!(ゾロ)」
元格闘家にしてテゾーロの部下ダイス。相手からの打撃を悦びとするまさに危険な男だった。そこにテゾーロの策略で刀を奪い、一気に勝負を決めんとする彼だった。
だが刀に頼っての攻撃にはゾロがすんなりやられるわけにはいかず、無刀流の奥義で返り討ちに合うのだった。
| 固定リンク | 0
「ONE PIECE」カテゴリの記事
- 月刊ストロングワーズ新世界編(創作)23年度12月号(2023.12.03)
- ONE PIECEレビュー総集編:103~105巻(2023.11.11)
- 月刊ストロングワーズ新世界編(創作):23年度11月号(2023.11.05)
- ONE PIECE反省会補完:ワノ国の侍たち(後編)(2022.08.25)
- 月刊ストロングワーズ新世界編(創作):23年度10月号(特別編)(2023.10.08)
コメント