月刊ストロングワーズ新世界編(創作):17年度10月号
さてみなさん、今回のストロングワーズは『FILM GOLD』の名ゼリフその2をお送りいたします。
テゾーロに一旦は手痛い敗北を喫しながらもなお抵抗を続けるルフィたち、それを迎え討つテゾーロの不敵な悪意を中心にお送りする運びです。それでは、ごゆっくり。
・戦う言葉
「逃げててもしょうがない、ここは勝負に出る!(ナミ)」
潜入作戦に失敗し、ひとまず退散せんとするナミたち。たどり着いたのが天竜人のスーパースイートルーム。ある意味退路を絶たれた以上、ナミも肚を決めるのだった。
・智慧の言葉
「ギャンブラーなんだろ、命かける価値はあるぜ(フランキー)」
テゾーロの罠に落ち、グラン下層の黄金の牢獄に陥ったルフィとフランキー、そこで出会った伝説のギャンブラー、レイズマックスに脱出の術なしを告げられ、あきらめるよう忠告される。
しかしそれを聞き入れず、さらなる活路を見出さんとする姿を見、さらにフランキーもルフィの人となりを述べた上、彼にも覚悟をうながさんと呼び掛けるのだった。
その言葉にマックスも自らの勝負師魂をよみがえらせたかにみえた。
・戦う言葉
「負け犬になり下がったおれだが、もう一度だけ賭けたくなった!!お前によ・・・・・(レイズマックス)」
換気口の巨大ファンを破壊せんと敢然と立ち向かうも、やはり歯が立たない。それでも諦めないルフィにマックスも肚を決め、己の勝負師魂にかけ、巨大ファンに挑もうとするのだが。
・戦う言葉
「おれたちの借金のせいで、家族が必死に働いている!!」
「もう虐げられるのは、いやだ!!」
「おれたちは、自由になりてェんだあ!!!(囚人たち)」
巨大ファンを止めんと、ルフィが、マックスが体を張って挑む姿を見て、今まで死を待つしかなかった囚人たちもファンを止めんと体を、そして命を張って食い止める。死中にまさに生と自由を得んとした思いとともに、あの巨大ファンがついに止まった、そしてそれはテゾーロの絶対的な力に穿たれた小さな穴となるというのか。
・悪意の言葉
「命がけで金を狙うバカたちが最後にダマされる!!
これぞ!最高のショー!!」
「希望が、絶望に変わる瞬間、これこそが・・・!究極のエンタテインメンツ!!
金は力だ! 金がすべてだ! 金のない奴は、何も手に入らない!
愛も、夢も、強さも、自由も、そして、希望もな!!(以上ギルド・テゾーロ)」
テゾーロマネーに至る大金庫の扉、そこを抜けた先はナミたちを迎え討ち討ち滅ぼさんと待ち構えたテゾーロの罠のステージだった。そこには捕らわれのゾロの公開処刑を大勢の観客を囲んでのショーとして行われんとしたのだ。
名のある海賊や無法者たちを陥れその命を奪う。まさに金の力にあかして絶望のうちに消えゆく命を見世物にしたテゾーロ流の危険なエンタテインメンツであったのだ。
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