林間に燃えた商魂(コミックス72巻)<懐かし両さんの問題作レビュー>
さて今回は各誌レビューの日なのですが、お盆のスケジュールの都合により、急きょこち亀のレビューをお送りし、今週分のレビューは来週に持ち越します。あらかじめご了承のほどを。
ある日派出所のメンバーで林間のキャンプに出掛けようとしたが何故か2人分部屋が足りない。そこで両津だけ外の寝袋で止まることになる。明けて嵐で道が寸断され、両津が山を越えて物資を調達したのだが。
このお話も80年代中盤で見受けられた、前半の両津の不利な状況から立ち直るのはいいけど、中盤で羽目を外して結局ズッコケてしまう。このお話もせっかくの儲けがフイになってしまった。まあこの展開はこの際述べるまでもないとして、このお話で挙げたいのは宿泊したコテージのお話。部屋が足りないのに作為を感じるのはともかく、対応した店員の態度、ある程度のサービスについて配慮してもいいけどそれがなされない。これ秋本先生のキャラクター描写といえばそうだけど、このシーンでいくらかのサービス業に喧嘩を売っていたかもしれない。まあこれもギャグといえばそうだけど、やはり人情的にはどうかと言わざるを得なかったのだ。
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