第4話:修学旅行!<けいおん!!のおもいで>
唯たちにとっては待ちに待った修学旅行。荷物のチェックをなぜか憂に任せて唯はギリギリまで寝入ってる。
それでも列車には間に合ったみたいで車内ではしゃぎまくる唯たち。さわちゃん先生もたしなめたもののやっぱり乗せられてしまうか。
気の置けない仲間とはいえはしゃいでばかりの唯と律に手を焼きながら、他の班に回った和のことが気になる澪。その苦労を察しつつもひとまずは傍観に回る和だった。
そして到着したのは、いにしえの都にしてアニメ業界にとってもある意味聖地の京都。しかしだからとて関西弁になるのはいかがか律。それに地べたで体操座りも学生ならでは、なのか。しかし点呼の際にも唯は寝入っている、これもマイペースならではか。
そんなこんなで京都散策。まずは大根に見立てて京都タワー。バスに乗って金閣寺、でもやはり関西弁は苦しかったか。でもムギちゃんは流暢に喋ってるな。あと軽いウンチクもそえて。それから再び茶の湯にチャレンジ。ここは軽い作法からいただくことに。
お次は天満宮、ご利益を得ようとこういう時だけバチ当たりなまでに貪欲になる、学問の神様なだけに。一方でさわちゃんは縁結びのお守りを受け取るが、書かれた絵馬は二人除いて欲望丸出しだ。
やっとこさ宿について落ち着いたかと思いきや、何故かムギちゃんは枕を気にしているが。あと唯たちは昼間のお菓子が腹に響いて夕食が入らないか。それからお風呂、やはりここはさっと流そうとするも、髪の長さが話題に乗った。しかし身長も気になるのか律。
その後で就寝といこうとするも、何故かムギちゃんが枕投げを始める。先の押し入れの件はこのためか。調子に乗って楽しんでいるもはたしてさわちゃんが入ってきてお開きに。と思いきや延長戦の後にようやく寝ることに。ここにきて唯たちの寝言が気になる澪だったか。
明けて自由行動、まず唯と律が先生のお話を聞かずに行ったり地元の楽器屋に目が移ったりと相変わらずのマイペース。しかしタクシー移動はおカネがかさむだろうけど、ここはスポンサーのムギちゃんが頼りだな。
とうことで嵐山、渡月橋のつもりがモンキーパークへと向かう一行。まあおかげで絶景が見られたけど。おサルのエサやりを経てお土産を買い込む。やはりある時にはあるんだな。でも帰ってからかさむだろうし。あと家族よりも自分が優先したか。
そして帰り道律のおかげで道に迷ってしまい、オバちゃんに道を教えてもらおうにも、先生に連絡を取ろうにもここがどこだかわからない。そして肝心の和を頼ろうにもこれもどうにもならないときた。挙句澪が壊れかけてしまう始末。それでもどうにか戻ることができ、夕食には間に合ったか。でも澪が京都弁でツボにはまった、さっきのあれもそれだったか。そして疲れて寝ようとするも律がまた遊ぼうとする。そこに先生が早く寝るよう言い渡すも、今度は唯が付き合うよう呼びかける。今回は立場上扇動しなきゃいけなかったけど結局呑まれてしまったか。そのうち学年主任の先生にたしなめられるし。
しかしここにきてあと1年足らずかと心細さを感じる唯だったが。
こうして帰り道、またいつもの軽音部の日常に戻るのだった、最期の1年を噛みしめるかのごとく。
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