今更ながらルパンレビュー:ロシアより愛をこめて
さてみなさん、今回はお久しぶりにルパン三世のTVスペシャル『ロシアより愛をこめて』のレビューを知ったかぶりながらもお送りいたします。
このお話でのルパンの標的は、ロシア王家伝来の金塊で、現在アメリカの某所に秘蔵され、ルパン一味はそれを狙うのだ。
まず今回の仕事の内容について、お宝は単なる金塊だから秘蔵された銀行を襲撃するといった小細工無用の力業だった。たしかにカリオストロのゴート札もはじめ力業で奪い取ったものだから。
力業といえばはじめの追いかけっこに巻き込まれた司書のお姉さん、怒ると怖いだけで色気には程遠かったか。
さておき今回の敵は金塊の所有者のマフィアとかつてのロシアの怪僧の末裔、彼らとの争奪戦がメインとなっていた。あともう一人の争奪者でロシア王家の末裔たるジュディも不二子と組んで行動し、はじめルパンを手玉に取らんとして横取りしようとしたがやがては共闘することに。
予断ながらその怪僧は先祖伝来の人の心を読み取る超能力で、その能力で時の権力者に取り入り今まで私腹を肥やしてきた。今回の件もロシア王家の金塊を狙い、まずマフィアのボスに取り入ろうとしたのだが、そのマフィアのボスは側近の反感を買って暗殺され、その後で怪僧を執拗に攻めたものの、結局ツメの甘さが顕れて結果倒れてしまい、続いてルパンや五右衛門らに怪僧は心を読む等の能力で終始優位にたったが、いざというとき何も考えないルパンに結局敗れてしまう。
そして金塊は見事ルパンの手に渡ったが、結局ロシア復興を願うジュディに託されたのだった。
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