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今更ながら機動武闘伝Gガンダムについて語る

さてみなさん、今回はガンダムシリーズの中でも名作あるいは迷作ともいえる機動武闘伝Gガンダムについて軽めながら語りたいと思います。それでは、ごゆっくり。

Gガンダムといえば今までのガンダムの時代及び世界観を一新したストーリー、いわゆる“アナザーガンダム”の先駆となった作品である。もっとも前作のVガンダムとその前のF91もファースト以来、1年戦争とそれに連なる戦記から一新しているともいえるのだが。

主なストーリーの骨子は、今までの戦争よりもむしろ戦闘を重点に置き、つまりはモビルスーツ:MS同士の格闘技がメインとなっている。それでも根本はガンダム特有の戦記ものとおおかた変わりはないと思う。その上で往年のスーパーロボット路線も踏襲したバトルアクションの王道を行っていた。

続いてキャラクターにては、主人公ドモンは今までの主人公に対して純粋に熱血な若者といったキャラだった。ついでいえば血気とも一線を画している。つまりは典型的なスーパーロボットの主人公ともいえるだろう。

そのドモンの傍らにはヒロインのレインがいて、はじめ半ば彼の監視役を買っていたが、やがては後述のアレンビーとの張り合いを経て最後宿敵デビルガンダムにとらわれながらもドモンとの愛に結実し、見事打ち倒したのだった。

そのアレンビーは初めドモンのライバルとして、後に敵の兵器として利用されつつも、すべての試練に打ち勝ち、ドモンとの恋を忍びつつ新たな恋に向かおうとする姿もやはり感じ入るものがあった。

そして宿敵の一人にしてドモンの師たる東方不敗との激闘はガンダムシリーズを(というよりロボットものアニメを)通じて歴史に残る名ドラマとして名を残すだろう。

このようにいろんな意味で名作となったGガンだが、それ以降は当然ながらまた従来の戦記ものが専らとなり、バトル中心の展開はビルドファイターズ(ことにトライ)を待たなければならなかったのだ。

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