月刊ジョジョ17年度6月号
吉良との決戦(その1)
川尻としての生活になじんだかに見えた吉良だったが、己の欲望を抑えきれず、つい“狩って”しまった。その様を何と川尻の息子に目撃されてしまった。その手がかりを露伴がつかもうとし、それを阻止せんと宮本やトリックを差し向けたのだ。
そしてそれらを退けた後、いよいよ吉良を追い詰めんとするのだが。
まず川尻の息子早人、父親でないことを察し吉良を揺さぶりをかけるも、吉良もつい始末してしまった。激しく動揺すし指を傷付けんほどに爪を噛みまくる吉良のもとに吉廣が訪れ、逃げるよう勧めるもそれを拒否、しかし吉廣の矢が勝手に吉良を貫く。
そして翌朝、始末された早人はなぜか健在だった。しかも襲われた自覚もない。加えて出てきた吉良は髪型を変えて出てきた。何気なく振る舞う吉良に早人もますます警戒と恐怖を覚える。吉良も早人を途中まで監視していく。そういえば先に矢のおかげで吉良も新たな能力を得たと言っていたが。
その監視の中余裕をもって自分の名を明かす、いずれ本当に始末を付けんとするか、あるいは新たな能力でその必要もなくなったというのか。
そこに露伴が現れ、早人の心を読もうとするも、読んではいけないといった警告が書かれていた。しかも読んでいるうち書いたとおりの展開に事が進む。そしてページの先から吉良の名を認め川尻こそが成り替わった吉良であることを確信した。
しかしそこに吉良のスタンド、キラークイーンが入り込んでいて、露伴を始末してしまった。吉良の新たなる能力、バイツァ・ダストは早人を介して自分を探ろうとしたものを攻撃して始末するものだった。露伴の爆発とともに早人は目覚める。すべては早人の見た悪夢だった。これもまたバイツァ・ダストの力ということか。だが早人はその夢が先に自覚した出来事と同じと感じている。そして早人自身、あの時始末された時点で彼の術中にはまってしまった。それを自覚させることで吉良の見えざるプレッシャーたりえたのはいうまでもないか。
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