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ドラえもん・オリジナル大長編:新・のび太の海底鬼岩城(予想)その7

アトランチスの鬼岩城に入り込んだドラえもんたち。目指すは最奥部のポセイドン神殿だというのだが。

ドラえもん「これが鬼岩城の中か、巨大な工場みたいだな」

エル「前にも言ったけど、軍事施設だからね」

そこに謎の声が響き渡る。

「我が名は復讐の神ポセイドン。愚かな小魚どもよ、我が聖域に入りし罪、今こそ思い知るがいい」

その言葉とともに、突然しずかちゃんに一本のロープが巻きつけられる。

しずか「きゃっ!」

のび太「ああっ、しずかちゃん!」

「この娘は人質として預かっておく。奪い返せるなら我がもとへ来るがいい。お前たち人間がどこまで来れるかが楽しみだ」

ポセイドンの笑い声もだんだん消えていく。

のび太「ど、どうしよう、このままじゃしずかちゃんが」

ドラえもん「なんとしても助けなきゃ。こうなったらこちらも切り抜けるしかない」

と、ドラえもんはのび太くんたちにそれぞれ武器を渡す。

のび太くんには名刀電光丸、

ジャイアンには空気砲、

スネ夫にはヒラリマントとショックガンをそれぞれ渡していく。

エル「目指すはポセイドンだ。みんな一塊になって突っ走れ!」

と、みんなが中枢のポセイドン神殿へと向かっていく。

 

ややあってその中枢、ポセイドン神殿に、しずかちゃんが鉄騎兵に連れられてきた。

「ぽせいどん様、人質ノ娘ヲ連レテ来マシタ」

しずか「あなたが、ポセイドン」

その姿は宙に浮かぶ巨大な首だけの神像だった。

ポセイドン「いかにも、我こそがポセイドン。わたしを倒すためにわざわざやられにくるとはなかなかいい度胸だな」

しずか「おねがい、攻撃をやめて。アトランチスはもう滅んだのよ、もう誰もここを攻めたりはいないというのに」

ポセイドン「ゆえに攻撃をやめよと言うのであればそうはいかぬ。何故ならば海底地上を問わず我が物顔でのうのうと生きている人間どもに我が怒りのすさまじさを思い知らせねばならぬ。お前たちがこの聖域に入ってはや10時間、すなわち今より2時間後に、我が城の奥深く、我が精鋭たる機械兵たちによって世界のすみずみまで破壊しつくし、もとの清浄な星に戻すのだ」

しずか「そんな、それじゃこの地上はどうなるの」

ポセイドン「言ったはずだ、この地球には人間などは不要、すべてを破壊しつくした後でやり直すのだ。かつては邪魔が入ったが今度はそうはいかぬ。お前にはその様を見せてやろうではないか」

しずか「わからずや、そんなことさせるものですか。あなたなんかみんながやっつけてあげるんだから」

ポセイドン「ほう、それは面白い。ならば彼らの戦いぶりを見てやろうではないか」

と、向かいの壁面に中枢に向かうドラえもんたちの戦う様が映し出される。

まずは城内の回廊をさ迷い歩いているドラえもん。

しずか「ドラちゃん、きっと助けに来ると思ってた」

しかしドラえもんは独りぼっち、みんなとはぐれたらしい。

ドラえもん「敵があれだけいるとは思わなかったよ、撃っても撃ってもきりがないんだもの、追いまくられてみんなもちりぢり。しずかちゃんはどこにいるんだろう。もうどこがどこやらわからないよ・・・・・」

そのうちに鉄騎兵の1体が背後から攻撃を仕掛け、ドラえもんは回廊から転がり落ちてしまう。

しずか「ドラちゃん!」

ポセイドン「フハハハハ、他の奴らも見せてやろう」

モニターが変わり、スネ夫がヒラリマントで敵を交わすも、そのうち物量で取り押さえられる。

ジャイアンは空気砲で果敢に吹き飛ばし続けるも、イルカロボットに押しつぶされる。

そしてエルは鉄騎兵の大群に囲まれていた。

「バカメ、ワレラニ勝テルトデモ思ッタカ」

エル「やってみせるさ、僕を信じてくれたみんなのために」

と、果敢に立ち向かうも徐々にエルも押されていく。ポセイドンも勝ちを悟ったかのごとく、モニターを切り告げる。

「これですべて片付いたな、ただちに城門を開けよ。あの者たちをすべて我がもとに引っ立て、世界が滅びるさまを見せ付けるのだ」

まずはしずかちゃんが引き立てられる。しかし神殿天井からドラえもんが落ちてきた。ちょうど神殿上部の回廊で敵の襲撃を受けたのだ。

ドラえもん「え、ここはどこ、まさか、しずかちゃん。それに、これが、ポセイドン」

しずか「ドラちゃん!」

引き立てられるしずかちゃんの姿を認め、ドラえもんが力を振り絞って立ち上がる。

ドラえもん「ま、待て、ポセイドン、しずかちゃんには、指一本、触れさせないぞ・・・・・」

ポセイドン「ほう、お前は普通の人間ではないな。むしろ我らと同じロボットか。だがなにゆえに人間どもに力を貸すのだ」

ドラえもん「人とロボットは、友だちなんだ、だから、僕が、守るんだ・・・・・」

しかしドラえもんはその場に倒れる。しかしドラえもんの中に、何かが動いた。

その隙にしずかちゃんはドラえもんに駆け寄る。

「ア、待テ・・・・・!」

ポセイドン「まあよい、今生の別れを惜しませるもよかろう」

しずか「ドラちゃん・・・みんなで力を合わせてここまで来たのに、もう、おしまいなのね、何もかも・・・・・」

しずかちゃんの涙がドラえもんに流れ、ポケットに涙のしずくが音を立ててしたたり落ちる。

そして残るはのび太くん。電光丸も折れて次第に追い詰められる。

「手コズラセタナ、オ前モぽせいどん様ノ前ニ引キ立テテヤロウ」

のび太「もう、何もかも、おしまいだよお、しずかちゃ~ん、ママ~、ドラえも~ん!」

その時であった、のび太くんの目の前を何かが鉄騎兵をなぎ払っていく。

それに気が付き、後ろを向くのび太くん。そこには何とイカのシルビイがいた。よく見れば頭のカサの中にはルウとリムが入っていた。

リム「のび太さーん」

のび太「あれ、君は首相の娘さんの」

ルウ「無事でよかった、早く兄さんたちを助けてポセイドンをやっつけよう」

のび太「う、うん、早くしずかちゃんも助けないとね」

こうしてのび太くんはシルビイの触手につかまって、リムたちと合流する。そしてしずかちゃんが捕らわれているポセイドン神殿へと向かうのだった。

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