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クリエイターの執念とは:福本伸行編

さてみなさん、今回は多少の大人の方にはおなじみの闇マージャン漫画『アカギ』がひとまず連載を終了し、今後はイレギュラー的進行でお送りする運びとなりました。まあ半ばこち亀とおんなじ具合だったりして。

そこで今回はアカギの作者福本伸行先生の作品を通じてその作風について一言二言と述べることにいたしましょう。それでは、ごゆっくり。

そもそも編者と福本作品との出会いは、友人の勧めで『銀と金』から始まった。裏社会のマネーゲームをサスペンスかつハードボイルドタッチで描かれた作品に心なしか引き込まれた。

その後同じく裏社会のギャンブルに巻き込まれ、どん底に落とされつつも這い上がる様を描いた『カイジ』シリーズ。そして先に述べた『アカギ』である。

これらに共通するのは、決してきれいごとでは済まされない社会の片隅に生きる人々の悪戦苦闘ということで、ある意味現実社会にも通じるところもある。

そのカイジにおいてついでに述べるならば、パロディタッチながらもかつてのカイジの対戦者たる利根川は地下強制労働場の班長のスピンオフ作品も描かれ、ひとかどの人気を得られたことも挙げたい。

それにつけてもアカギやカイジ、それらの引き延ばし感は半端ではなく、編者も半ば匙を投げてしまったけれど、たまにはこれらもどんな流れになったのかを読み返してみようかなとも思っているけれど。まあぶっちゃけ早くケリを付けてほしいところもあるけれど。

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