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第45話:これが最後なら<ガンダム 鉄血のオルフェンズレビュー>

鉄華団にとっては最後の戦いと信じる、ギャラルホルン内部抗争はついに勃発した。

まずアリアンロッド本隊はマクギリス率いる革命軍を叩き分断をはかる。続いてジュリエッタ隊は鉄華団そのものに狙いをつける。オルガの叱咤でも返しきれない猛攻も、さしもの三日月もやはり辟易気味か。

ついに分断された革命軍と鉄華団。その上でジュリエッタの本命は三日月のバルバトス。これもラスタルの策だけありたしかに足止めにはなるけれどよくよく抑えているか。そのうちに防衛戦が破られイサリビにも被弾してしまった。

石動も出撃し押し返さんをする革命軍、しかし突然の後退信号。しかし味方の期待に不穏な動きが。それに搭載されるのはダインスレイブか。なんと内部からの工作で間者によるダイン使用を口実に自軍のダインで一斉射撃。この攻撃でライザ率いる革命軍はほぼ壊滅。続いての砲撃で鉄華団、ことにシノのフラウロスもまともにダメージを受ける。そして直撃を喰らい戦闘不能に陥ったホタルビを放棄するに至る。

敵の大半を撃破したラスタルは傍らのイオクに「ダインはこうして使うものだ」と言わんばかりに彼なりの戦略を語る。

それにしてもあくまで暴徒鎮圧を口実にダインまでも使用する。その上で戦力の立て直しと秩序回復を建前に自らの地位を確立する。ここまではラスタルの思惑通りだが、何せ相手はマクギリス。彼にとっては何をしでかすか分からない相手でもあるのだが。

圧倒的不利の中鉄華団も戦力を立て直さんとするが、中でもダメージ著しいフラウロス、流星号のシノは未だ闘志を失ってはいない。

一旦は後退を考えたオルガだが、ユージンたちの叱咤で思いとどまり、そしてシノが起死回生の策があるという。それは前に配備されていたスーパーギャラクシーカノン。つまりフラウロス用のダインスレイブでもあった。それで敵旗艦を狙い撃ちをするという。

整備のヤマギも無謀な作戦と危惧はしているが他に方法はない以上それに賭けるしかない。その上でシノに生きて帰ってくるよう告げ、シノもそれに応えるのだが。

一方ライザを失った革命軍は戦意を喪失しかけるがマクギリスのバエルが出陣する上で一間戦意を取り戻す。しかし彼らの前にはガエリオ、そして偽装を解き本来の姿を取り戻したキマリスが立ちはだかる。それを阻む石動、所詮は利用されていると告げるも彼の忠誠は揺るがない。こういった人の心はやはり理屈では測れないところもあるのだが。いずれにしても、そこにもダインの洗礼が待っていた。

その一方、ホタルビを盾に特攻するイサリビ。すべてはギャラクシーカノンでラスタルを討ち取るため、迎撃するMS隊をかいくぐり、敵艦砲やダインに耐えつつ、まさにすべてを最後の大一番のために撃ち込むのだ。

そして放たれた流星号のギャラクシーキャノン、しかし無情にも標準をそれ艦橋をかすめてしまい、流星号も特攻むなしく散っていく、消えゆく流れ星のごとく。しかし絶望的な戦いはまだ終わらないのであった。

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