今更ながらMr.クリスについても語る。
さてみなさん、今回は今やこち亀と並ぶ、秋本先生の名作アクション漫画『Mr.クリス』について軽く述べたいと思います。それでは、ごゆっくり。
こち亀連載時にも数多くの短編や短編シリーズを手掛けた中でも今回特に人気を博したのが『Mr.クリス』だった。
世界を股にかけて活躍した腕利きのエージェント繰巣陣は陰謀で再起不能の重症を負う。何とか再生手術で一命は取り止めたが、新たなる身体は女の身体だった。生まれ変わったクリスの新たなる活躍が再び始まるのだった。
このクリスも初中期のこち亀同様バイオレンスながらも痛快なアクションあり、ハードボイルドあり、時には人情味もあって、まさに古きよきスパイアクションを彷彿とさせている。
中でも両津とのコラボレーションの作品も描かれたのだけど初めはちゃんと冒険活劇の体を成しているが後半は後期特有のイジられ話、結局完全に別物である意味劣化したかなとも思われる。
今後のリリースを含めてもしもコラボが出てくるなら前のアクション活劇のお話を描いてほしいのだが。
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