クリエイターの執念とは:高橋留美子編
さてみなさん、今回は少年サンデーを中心に長年活躍をなされた高橋留美子先生について軽めながらも述べたいと思います。
かくいう編者もキッズステーション等でアニメを見て、それからコミック全編を読み返したこともあって、その上で歴代の作品の流れをひとまずは述べたい。
『うる星やつら』は、地球侵略のためにやって来た鬼っ娘ラムが、悪運と女好きを兼ね備えた諸星あたるとなぜか恋仲になりスラップスティックとラブコメを中心にストーリーを繰り広げるものだった。
あの当時はラムのキャラクター性と、原作コミックから派生したアニメのストーリー展開を中心に大いなるムーブメントがあった。
やがて大人気のうちに連載が終了し、続いて『らんま1/2』が連載された。
女の体になる呪いを受けた武道少年乱馬を中心に繰り広げるスラップスティックなストーリーは、あの当時うる星以上のムーブメントを原作はともかく巻き起こしたことだろう。それから『犬夜叉』にて伝奇もののアドベンチャーを『境界のRINNE』で当たり障りないスラップスティックとして今に至る。
そのRINNEにいたっては、前ほどのムーブメントといえば期待できないかもしれない。それでもアニメにいたってはHNK・Eテレということだけあってか、スラップスティック性を抑えてラブコメ色を強めた感もある。それもあってそこそこ任期は博しているとは思う。
ともかくも留美子先生もまた日本のコミックに多大なる影響を与えてきたことをここに述べたいと思います。
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