第35話:目覚めし厄災<ガンダム 鉄血のオルフェンズレビュー>
オルガたち鉄華団の台頭をやっかむジャスレイ、配下とともに彼らを追い落とす策を練らんとするが。
変わってタービンズのドック。火星で発掘した機体中心に整備せんとする。しかしあのフラウロス。あの色からやはりシノが乗るのか。それに件の機体、何とコックピットが存在しない、つまりは自動操縦ということか。そこでギャラルホルン、マクギリスのコネを通じてそれについて探らんとするのだが。
一方鉄華団本部、戦力増強に腐心するユージンたち。これまで以上に熱が入る中、チャドとしてはやはりメリビットのことが未だ気になっているのか。
一方オルガはアーレス基地にて火星の要人との会談に追われていた。その後件の機体についての、早速マクギリスとの会談に臨むが、その機体はやはりモビルアーマー、厄災戦で猛威を振るった無人の殺人兵器だという。プラントの発掘作業の中止を要請するとともに、今後の対策について彼が直接話を付けるというのだが。
だがそれを察知したジャスレイ。彼もまた火星に探りを入れていたのだ。そしてその情報を伝えた先は、アリアンロッド艦隊だった。
事態を重く見たイオクは早速ラスタルとともに対策を練る。ラスタルもMAのことは知っていた。ここでもアグニカの名がセブンスターズとともに。その因縁がいずれ知ることだろうが。さておきMAの埋蔵を推察したヴィダールはここにきてマクギリスの更なる飛躍と体制転覆もほのめかす。それを阻止せんとイオクが乗り出すのだが。これがテイワズのジャスレイの策によるものと知りながらラスタルはあえて行かせたのだ。
一方マクギリス、自ら乗り込んで鉄華団とともにかつての厄災を確かめんとする。新たなる時代の変革のために。
一方テイワズのドック。あの機体を起動させんと最後の段階にかからんとする。そこにヤマギが起動の中止を訴えるも、その機体が今まさに動き出さんとしていた。
一方本部ではザックたち新参を中心にアップした給料に驚喜していた。たしかに地球撤退は団にとってはマイナスの要素でもあるが。久しぶりに街にくり出さんとするシノをよそにユージンとチャドは冷めた態度、ここでもメリビットの件が引いていたか。一方ハッシュはいつも通り三日月についていく。アトラはともかくやはり鬱陶しがっている三日月だが。
赴いた先はアトモス商会本社。そこでは様々な事業を展開し、中でもフミタンの名を冠した小学校はクーデリアの努力がひとまず実った結果だった。そこにクッキーとクラッカーも通っているのか。ともかく三日月とアトラたちの給料の管理はクーデリアに任せている、というか三日月は金の使いように興味ないようだからな。
明けて次に任務に備え整備に余念がないが、なんかシノはザックに弱みを握られているっぽいな。さておき正装のマクギリスとオルガが対面し件のMAの引見を行う。ハーフメタル鉱山に埋もれたそれに対しMSを使用しない方がよいと語るマクギリス。もともと対MA用の兵器としてのMSというが。
件の発掘現場に到着したマクギリスたち。だがそこに到来したのがイオクたち。引見に陰謀ありと見なし推参したのだ。
問答無用とマクギリスを拘束せんと乗り出したところ、地下のMAが閃光とともに起動してしまった。
一方で歳星のドックでもあの機体が暴れ回った情報が本部にもたらされ、事態の重さを感じ取るのだった。
今回起動したMA、かつての戦乱で人類を襲った機体。しかも自立する兵器という。これは機械と人との抗争とも読めるのか。それを引き起こしたのはイオクの先走り、それをほのめかしたジャスレイの思惑も絡んでいたとは、何とも皮肉な話ではないか。
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