« 今週の神様51号:この世のすべてにごちそうさまの巻 | トップページ | 新・海底鬼岩城についての解説その1 »

第33話:火星の王<ガンダム 鉄血のオルフェンズレビュー>

大きな犠牲を払い一つの戦いが終わった。残されたタカキら地球支部の団員たちは、それぞれの傷を背負い、一月が経った。

まずセブンスターズにて戦場の混迷をイオクを中心にマクギリスの失態と糾弾する。もちろんラスタルの影たるガランの存在は表に出ない。しかしマクギリスは何やらに気付いているきらいもあるが。

改めてラスタルと対面するマクギリス。表面上の労いとともに、かつて幼き彼と対面したラスタルも彼が発した言葉に軽く動揺していた、あの時のことを思い起こすとともに今の彼の真意をはからんとする。一方のガランを通じてのラスタルの影の部分に対し警戒を禁じ得なかった。それにしてもマクギリスの首筋にあるものはまさか、と述べておいて。

一方蒔苗も先の戦争についての被害を憂いつつ、自分の老いをも憂えるきらいがあった。そんな折クーデリアを自分の後継者と指名したが。

支部にはオルガやメリビットも降り立ち、事後処理に奔走されていた。チャドは犠牲になった仲間を想い、同じくタカキも自分に似合わぬ役目から解放され、物思いにふける彼を三日月とクーデリアが案じる。十分に自らの手を汚してまで戦い抜いた彼は何を想うのか。

アリアンロッドにてはジュリエッタが自らの無力を噛みしめつつ訓練に明け暮れ、未だガランを想う心をヴィダールが諌める。その中で彼女と同じ人物のことを語る。それはヴィダールの近くにいるとも告げるが、それをどう読むかはこれからの展開次第といったところか。

後日マクギリスがモンタークの姿で地球に降り立ったオルガと対面する。そこで改めてラスタルらとの決戦を示唆する。その上で引き続いての鉄華団の協力を要請。そして火星の実質的な支配権を委譲するとも告げる。つまりは鉄華団、並びにオルガを“火星の王”とも仕立て上げるというのだが。

自宅に戻ったタカキ。アストンの写真を見ていたフウカを案じつつ、アストンに対する好意は彼にとっては迷惑だったのかとも漏らす。慰めるつもりが逆にフウカに慰められるタカキだった。もはや思い出だけの存在となったアストンを偲びつつ。そしてタカキを失いたくないとのフウカの言葉に、タカキは、

一方でハッシュたち。地球に来たと思えばまた帰還するかと毒づくザック。さらなる特訓を自らに科すハッシュ。そしてデインはからかい半分だろうか彼なりにハッシュを励ますのだった。

明けてオルガはマクギリスとの会談のことを三日月たちに告げる。ひとまず受けるオルガだが、当然ながら面々は懸念を禁じ得ない。三日月は何も考えていないながらもオルガに賛同するが。ユージンらもそれに倣う中、タカキは団を抜けると告げる。まだ見ぬ明日の大きな幸せよりも今の幸せを選んだ彼の決断だった。オルガもそれを理解してか承諾するのだった。

別れ際、今までのことを労うチャド。決別の言葉を発しつつタカキを送る三日月。そしてアストンとの友ぎに感謝の言葉を添える昭弘と、それぞれタカキとの別れを惜しむのだった。

クーデリアも火星に帰還することになり、今の蒔苗もそれを見送るしかなかった。これからの鉄華団のことを案じつつも。

火星へ帰還する鉄華団。遺品を前に想いを馳せる昭弘とチャド、そんな昭弘を案じるラフタたち、そして新たなる戦いに想いを馳せる三日月とオルガ。

そして地球で平穏な日々を選んだタカキたち兄妹、彼らの明日もまた始まったばかりだった。

|

« 今週の神様51号:この世のすべてにごちそうさまの巻 | トップページ | 新・海底鬼岩城についての解説その1 »

ガンダム」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/1436942/68517906

この記事へのトラックバック一覧です: 第33話:火星の王<ガンダム 鉄血のオルフェンズレビュー>:

« 今週の神様51号:この世のすべてにごちそうさまの巻 | トップページ | 新・海底鬼岩城についての解説その1 »