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エピソード18:物質界の逆襲(その2)<namco×CAPCOM・SNK>

さてみなさん、今回のナムカプケイは、引き続きインターミッションパートにて物質界の争乱における敵組織の動向をお送りいたします。はたして彼らの思惑はいかに。

といったところで、それでは、ごゆっくり。

 

今までのあらすじ

幻想界の争乱に一段落を付け、いよいよ不穏な動きを見せる物質界を収めんと戦士たちが動き出す。一方で敵勢力もそれぞれ動き出していくのだが。

 

<メトロシティ・アップタウンのベルガービル>

ダムド「さていよいよ奴らがこの物質界に戻ってくるというんだがのう」

エディE「まず間違いねえな、三島やらハワードやらと何かと騒がしいからな」

ソドム「OH MAY BURN CAR IN!(これで今までの借りを返せるぜ)」

エリック「まあまあみなさん、もう少し様子を見た方が」

ポイズン「たしかに、こちらが迂闊に動くわけにはいかないからね」

フィリップ「みなさん大変ですわ、今こちらに」

ロレント「ううむ、来たか」

ロレントたちの前に、車いすの男が現れる。

車いすの男「待たせたな皆の者、ことの次第は聞かせてもらったぞ。まったく忌々しいことだ、しかしここで機をうかがい、一気に奴らを叩けばよかろう」

ブラック「うむ、たしかに、ベルガー殿・・・・・」

ベルガー「そこでこの御仁の協力を仰ぐことになった」

今度は青白い肌の男が現れた。

青白い肌の男「お初にお目にかかる。我が名はセス。諸君らの新たなるスポンサーといえば分かりやすいか」

ベルガー「此度のわたしの身体の改造には彼らの助力があった」

セス「無論諸君らにもわたしの計画に協力してもらおう。なに、ただ戦えばいいだけのこと。それが諸君らのためでもあり、無論わたしのためでもある」

ポイズン(信用していいのかねえ、面倒ごとはごめんだよ)

そこに一人の武道家も現れる。

ベルガー「おお、参られたか、烈どの」

烈と呼ばれた武道家「遅くなった、あのガイが現世に戻りし事はまこと。なれば我ら鬼神流の力にかけ、討滅せしめん」

ベルガー「うむ、期待をしているぞ」

セス(ふふふ、これらすべての力がぶつかり合い、いずれわたしの糧となす。そうなれば、私が究極の存在となる、楽しみだ)

 

<東京・三島財閥研究室>

ドゥイーブ「うう、マズい、マズいぞ、あいつらがまさか地球に舞い降りてきたなんてな」

チン「何をそんなに焦っている、我が弟子よ」

ドゥイーブ「ウ、ウキッ、キキイ~(ああ、博士、いや、故郷の俺の仲間が俺を捕まえに来たんだ)」

ダニー「あなたのお友達はやはりおサルさん」

ドゥイーブ「キ、キキッキ、キキッ(そりゃそうだ、俺と同じ宇宙ザルだからな)」

デミ「あなたとおんなじ力なら、いっぱい遊べるだろうね」

ドゥイーブ「キイッ、キイ~(おう、思う存分遊びつくしてやれよ)」

イヴ「何言ってんの、あんたが起こした面倒だからあんたも戦いなさいよ」

ベッティ「本部の方もいろいろ面倒なことになっているからね。私たちも力を尽くさないとね」

ドゥイーブ「ヘッ、分かってるさ」

<同・地下訓練施設>

コンボット相手にアマゾーナが訓練にいそしんでいる。

アマゾーナ「モモ・・・・・」

傍らでシャモアンが見守っている。

シャモアン「魔の影響が日に日に強くなっている。このままでは身も心も。そろそろ潮時だな」

しかしその裏で彼らを見守っている一団があった。その一方でフォレストもさらに周囲を見守らんとしている。

<同・上層会議室>

州光「ふむ、何かと面倒だな」

ドラグノフ「・・・・・(お前もそう思うか)」

州光「魔の影響とやらがこのような不協和音を引き起こすはまこと面倒。いずれ我らに類を及ばさぬともわからぬ」

ドラグノフ「・・・・・(しかし、今は見守るしかないな)」

<同・執務室>

アンナ「どうしたの、落ち着かないようね」

リー「うむ、今仁八が幻想界にいるものの、今後も予断が許されない。あの遺跡に兵を差し向けているがそれも連絡が取れない。あとオロチ一族の動きも予断を許されないからな」

アンナ「まあ、成り行きを見守るしかないわね」

 

<魔界村・ルシファー城>

サイクロプス「してベルゼバブ様、魔皇さまの復活において物質界の動向も考慮に入れるべきではありませんか」

ベルゼバブ「それはわたしも考えないでもありませんが、それはザサラメールも織り込み済み。なれば我らが迂闊に動かば彼の思うツボ。いいように使われかねません」

サイクロプス「なるほど、それも不本意」

「・・・案ずるには、及ばぬ・・・・・」

ベルゼバブ「これは、ルシファー様」

ルシファーの声「我が、目覚めには、未だ刻がある。彼の者、いかに動こうが、我らは悠々と、構えればよい・・・・・」

一同「は、ははっ・・・・・」

サタン「いずれにしても、我らは待つのみか」

サイクロプス「ザサラメール絡みともなれば、彼に与するサッカバスらにもうかつには近づけぬか」

ベルゼバブ「そういえばザウエルとも連絡を取らねばなりませんね。さてどうなりますか」

<幻想界・ザウエル城>

サッカバス「失礼するよ、ザウエルはいるかい」

パゴス「おお、お主か、未だお体を眠らせておるが。して何の用だ」

サッカバス「早い話、引き続き力を貸してもらいたい。本当ならば魔界村の連中にも使えたかったけど、ちょっと警戒しちゃってねえ」

モウル「さもあらんな、しかしお主らが我らを利用せんとも、事が成せればよいのだが」

パゴス「ところでお主のところのドルアーガはどうだ」

サッカバス「こっちも時間の問題だけれどねえ。それであんたたちの都合はどうだい」

パゴス「モウル軍はともかく、我らも吝かではない。だが今は一時待ってもらいたい。あと魔界村の連中にも我らが口添えしよう。それでよいか」

サッカバス「有難い、ともかくあんたらのナワバリは侵さないつもりだ」

と言って、サッカバスはそのまま去っていく。

モウル「とは言ったものの、大変なことになりましたな」

パゴス「心は許せぬのは承知の上だがな」

ザウエルの声「・・・これも、案ずるに及ばぬ。我らもただ待っていればよい」

「は、ははっ!」

宮殿からやや離れた位置、ひとまずサッカバスは佇んでいる。

サッカバス「まあ、あいつらもあまり期待はしてないけれどね。まだアマゾーナの件があるから、少しはかき回してくれるだろう」

 

<超未来・カザフシティ中央広場>
 
冥王府本拠地にて冥王軍をはじめ各組織の幹部たちが一堂に会し、今まさに“あの男”の到来を待っていた。

ブラッド「まさか我々が、カザフシティ、冥王府の本拠に招かれるとは」

プルート「ようやく“あのお方”がご帰還あそばれるのだ。我らとしてもそれなりに迎え入れねばならぬな」

レイン「たしかに、丁重に致さねばなりませんわね」

ジパング「しかしながら、第四帝国はともかく、U-TIC機関までも招かれるとは」

マーグリス「悪いか」

ジパング「い、いえ、滅相もないですう。ただ意外ながら御貴殿らも高く買われておられるかと」

マーグリス「それは褒め言葉と受け止めよう。わたしにとってはあのキャスター、ブラッドウッド卿がおられることがよほど意外に思うのだがな」

キャスター「・・・ふん・・・・・」

キャスターが毒づこうとするも、瞬時に沈黙する。広場が重い空気に包まれたのだ。

続いて冥王府の議長が厳かに告げる。

議長「御一同、間もなく“あのお方”がご到来あそばされる」

数瞬の沈黙ののち“あの男”冥王グランドマスターが現れる。

GM「我が復活は成った。今こそ余は、天地すべてを統べる新たなる神とならん」

マーグリス「ううむ、なんという威圧感だ」

プルート「まったくだ、せっかくあのプログラムをもって参入を許されたが、それすらも小賢しき小細工に過ぎぬか」

サターン「たしかに、あのプログラムに加え、幻想界のディアボロスをも取り込まれたからには」

飛燕「なればこそ貴殿らを引き入れたかいがあったものだ。これも“あの方”のご意思、そしてすべては必然足りえたのだ」

レイン「しかし、それだけではないでしょう・・・・・」

GM「・・・聞くがよい、皆の者、余は地上において死をも超越し、今こそ神魔両界の力を加えここに究極至高の存在となりえた。見よ、新たなる神の器を」

GMの背後に巨大な生物らしき物体が現れる。

GM「これぞ新たなる神の玉座、カドゥケウス。余はこれをもって星への路を開き、地上の総てを征服せん。しかしその前に、あの男の命を捧げよ」

冥王軍主力を中心に、巨大な歓声が上がる。

ブラッド『まさか、えらいことになったな・・・・・』

プルート『コマンドーやサーキットだけでも面倒だが、飛竜の首までもか』

キャスター『・・・これもお前の導きだというのか、ヴラウシェラよ・・・・・』

GM『・・・否、余がヴラウシェラを通じ、汝を導いたのだ。あれも星への路に至る神の器・・・・・』

キャスター『・・・・・!』

レイン『・・・すべてお見通し、ですわね。なれば、我が“父”とアンチプラズマの歴々。そしてジェノサイド、いずれは・・・・・』

GM『・・・無論だ・・・・・』

レイン、キャスター(恭しく一礼をする)

GM「・・・今一度命ず。星へと到る路、余に指し示せ」

GMの命に、今度こそ関連組織ともども歓声を上げるのだった。

 

そしてすべてのいきさつを彼が見守っていた。

ザサラメール「これですべてのお膳立てはととのった、さあ、戦士たちよ。この宴楽しみたまえ」

 

TO BE CONTINUED

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