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KOFヒドゥンストーリーMI:アンヘル編

さてみなさん、今回のヒドゥンストーリーは、MIよりアンヘルのシナリオをお送りいたします。そもそも2001よりのキャラクターということで、適当な人柄ながらも技は確かなこともあり、ⅩⅣにてのご登場と相成ったことで。まずはMIにても活躍させようとした運びです。

ひとまずこういうことですので、それでは、ごゆっくり。

 

オープニング

かつて世界征服を企んだ秘密組織ネスツ。その工作員たる彼女アンヘルは、組織崩壊後残党の一人として追われる立場ながらその日その日を楽しんでいた。ある日サウスタウンの争乱に乗じてとある人物の依頼を受け、二つ返事で引き受ける。はたしてその行き着く先はいかに。

 

第4回戦(対雛子)

・仕合前

アンヘル「おおっ、ここで会ったら百年目、こっから先は通せねえぜえ」

雛子「ああ、たしかアンヘルさんですね。私と仕合って頂けるのですね」

アンヘル「まあなんつーか、あんたとは気に入るか気に入らんかといった感情が渾然一体となってね。とにかくあたしも闘わなきゃいけないのよ。こうなったら最後まで付き合っていただきやす」

雛子「はい、こちらこそよろしくお願いいたします」

・仕合後

アンヘル「まあ、こんなところっしょ」

雛子「はい、大変いい取り組みでした。私も次に備えて猛稽古致しますので、また手合わせしてくださいませ」

アンヘル「うっ、そう物言いはちょっと苦手だよね。でもまあ、なんとかやってみるさね」

 

第8回戦(対ルイーゼ)

・仕合前

アンヘル「なんか派手な人っぽいですねえ、でもそこから醸し出される気迫ってのもバカにできませんなあ」

ルイーゼ「あなたも、ここから先のものに用があるわけね、ならばここから先は通すわけには・・・・・」

アンヘル「いかない、といわれておめおめ退散できるわけにもいかねえし、まあここは分かりやすく早い者勝ちってことで」

ルイーゼ「やはり口で言っても分からないようね、ここで私に敗けた方が、あなたの身のためよ」

・仕合後

アンヘル「というわけで、あたしの勝ちであんたの負け。それじゃ、先に行かせていただきやすぜ」

ルイーゼ「やはりこうなってしまったのね。こうなってしまっては致し方ないわ。これからの闘い、絶対に負けないで」

アンヘル「そうまで言われちゃあたしも奮い立っちゃうねえ、って流石に足が速いわね」

 

第9回戦(対デューク)

・仕合前

アンヘル「さあてここが決勝戦の会場っスね、すみませーん、どなたかいらっしゃいますかー」

扉が開き、デュークが現れる。

デューク「ふふ、“奴”に挑まんとするのは貴様か。ほう、お前はネスツのアンヘルか。よもや我らの噂を聞きつけたふしだな」

アンヘル「おお、あんたはメフィストフェレスのデュークさん、さしあたりあんたが相手してくれるんですか」

デューク「そんなところだ、しかし一言言っておこう、何やらを嗅ぎまわっているかは知らぬが、妄りな深入りはやめておくことだ、身を引いても多少長くは生き延びることはできるだろう」

アンヘル「そう申されてもあたしにも都合がありやすから。というわけで闘わせていただきやす」

デューク「ふん、本来女に向ける拳はないが致し方がないな。ましてお前が相手なら話は別だ。存分にかかって来るがいい」

・仕合後

デューク「ぐっ、見くびったわけではないが、これほどとは」

アンヘル「いやー、あんたも本当に強かったです。これでお腹いっぱいだけど、そうも言っちゃいられまへんなあ」

デューク「ふっ、とぼけた女よ、ここから先はなめてかかると命取りだ。せいぜい気を引き締めていくのだな」

と、デュークは去っていく。

アンヘル「まあ言われるまでもねえっすけど。どんなお人が出てくることやら」

 

最終戦(対ジヴァートマ)

・仕合前

中央広間にたどり着いたアンヘル。

アンヘル「おおっ、このまったりとした敵意ってやつは、そこにいるのは分かっていますよーだ」

「ふふ、よくぞここまでたどり着いたな、ここが最後の舞台、そして君の闘いもここで終わる・・・・・」

柱の間から、長身の男が現れる。

アンヘル「やっとお目にかかれましたか、あんたが最後のお相手ですかい」

ジヴァートマ「君の対戦相手であると同時に、本大会の主催者でもある。”クシエル“を統べる闇の爪、ジヴァートマと見知りおいていただこうか」

アンヘル「するってえと、あんたはもう一つの組織のボスってところっすか」

ジヴァートマ「この星の闇を支配する、秘密結社“アデス”。その“アデス”が持つ無数のペルソナの一つと思ってもらいたい」

アンヘル「まあ、大方の事情は分かったから、ひとまず目的ってのも聞いてやりましょうかい」

ジヴァートマ「強靭な肉体を持つ格闘家を集めるため、と言っておこう。無論、君が魅力的な女性だからといって、その例外ではない。まして君もまたネスツの改造ユニット。これもまた魅力的だ。さあ、その肉体を”我々“に委ねたまえ」

アンヘル「体はともかく、あたしの改造のことも知られちゃあただでは済むめえ、覚悟して頂きやすぜ」

・仕合後

ジヴァートマ「・・・流石だな、まさか、この星の人間に敗れるとは、思わなかったよ・・・・・」

アンヘル「できることならあんたをサンプルとして連れていきたいけど、そうはいかないわね」

ジヴァートマ「フッ、いずれ君も、いずれ知りえるだろう事実に恐怖することになるだろう、“我々”は、不滅なのだよ・・・・・」

と言って姿を消すジヴァートマ。

アンヘル「消えちゃったか、さてこれからどうしようか」

その直後屋敷が音を立てて崩れ始める。

アンヘル「おおっと、まずはこの場を離れなきゃあな」

 

エンディング

なんとか屋敷から抜け出せたアンヘル。

アンヘル「なんとかカタがついたけど、これからどうしよう。まさか逃げられたって言いにくいなあ」

その時、携帯のコールが鳴りスイッチを押す。

アンヘル「あ、もしもし、ゼロ、敵のボスを追い詰めたのはいいけど」

ゼロ「・・・逃げられたか、まあいい。奴らの正体がわかればこちらのものだ」

アンヘル「え、いいの、ゼロ」

ゼロ「お前は“奴ら”をおびき寄せる役を担ってもらった。たしかにすべて倒せるとは期待していなかったが。いずれにせよ“奴ら”が多くの格闘家を必要とするならまた現れよう。その時が本当の勝負だ。ご苦労だったなアンヘル、ゆっくりと休むがいい」

通信が切れる。ひとまず安堵をあらわにするアンヘル。

アンヘル「まあ、作戦は成功したようだからよしとするかな。またこき使われそうだけど、その時はその時だね。それじゃ帰って一休みだね」

 

(スタッフロールへ)

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