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第25話:僕たちのガンプラ<今更ながらビルドファイターズ・トライレビュー>

セカイたちトライ・ファイターズの優勝で幕を閉じたガンプラバトル選手権。しかしもう一つのバトルが今まさに始まらんとしていた。

廃墟のフィールドで戦うザクとケンプファー。一進一退の攻防は互いの拳を合わせて終了。メイジンとレディのエキシビションマッチ、そう、もう一つのバトル、ガンプラビルダーコンテスト・メイジン盃が今まさに始まらんとしていた。

会場に並べられた力作ぞろいのガンプラ。流石に作風は自由でとはいかないが。しかし完全にネタキャラと化したかカリマ。一方でさらに腕を上げたマモル。そして本命のユウマが出展したのはやはりゼータベース。ほぼフルスクラッチだという。そして対抗馬のミナトの作品とは。

ユウマとラルさんを待ち構えたフミナ。何とセカイはまた旅に出ていったという。修行の旅に出たと言っているがそれはいかに。一方ユウマ、ミナトとは受賞まで互いの作品は秘密だというのだが。女の子のファンから声援を送られ気持ちが温まったフミナだが、一方ユウマを称賛した宮里にはフミナを見るなり失笑を禁じ得られなかった。さらには怪しげな注目を受け不安を募らせていく。

やがて審査と表彰式に移り、顔を合わせるユウマとミナト。ジュニア部門はあのギャン子の弟、ギャン一筋でやってきたが故の結果か。それでもマモルを称賛したのはいい性格してるかもしれない。

続いてオープンコースの優勝はやはりユウマだった。メイジンの指導よろしいとはいえこれも順当なことだったが。しかしここに修行に出たはずのセカイが現れた。

それに納得がいかないと乗り出したミナト。ところで肝心のミナトの作品はなんと、フミナそのものだった。

今回ミナトはすべてをかけて作り出した“すーぱーふみな”当然フミナが反発するのは当然だが、ここはやはりバトルでけっちゃくをとメイジンも持ち掛ける。結局こうなったか。

考えてみればあのフミナでバトルするから、気付つけるのは忍びない。しかし始まってしまったのは致し方ないが。実際その点でユウマを挑発しますますフミナに嫌がられる、ある意味堕ちるところまで堕ちたか。

そこにセカイが乱入してきた。使用するガンプラが自分オリジナルのバーニングだという。これも修行の成果だというが、何とガンプラの修行をしていったのか、となればそうそう遠い場所でなくすぐに戻っていったのも自明の理。しかも修行のお相手はシアだったか。

まずふみなを捕まえようとするセカイだが、さらにフミナとギャン子が乱入。シアのことで文句を言いに来た。さらにシアも出てきてついに修羅場と化していった。

さらには弟をはじめ今まで対戦したライバルたち、果ては観客までもが参入した、結局バトルロイヤルと相成った。最後邪魔者もいたが。

しかし考えてみればフィールドも大会に比べてかなり広かった。つまりは本当の意味でのエキシビション、否、本当の意味でのガンプラバトル。誰もが真剣に楽しめるゲームとしてのガンプラバトルをメイジンは取り仕切ったのだろう。

もはや遺恨も鬱屈も消え、誰もが純粋にバトルを繰り広げることになった。しかしそれもまたセカイたち、すべてのファイターたちにとっては大いなる目標の一つに過ぎなかった。目指す先ははるか遠い。セカイはその一歩を踏み出したに過ぎなかったのだから。そしてこれからも、仲間たちと一緒にバトルを楽しんでいこうと誓うセカイだった。その目指す先、あの人がいるのだから。

ということで本編はこれにてお開き、あと来週アイランドウオーのレビューをお送りする運びです。

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