第17話:亡霊城の罠<今更ながらビルドファイターズ・トライレビュー>
先の試合後、修行に打ち込むセカイと対面するシア。彼女が選手であることを気にしていたセカイにバーニングの修理がその造形にひかれたこと、それの使い手のセカイとの対戦を純粋に楽しみたかったことを語るシアに、これは告白かとヤキモチ半分に胸躍るフミナなのだが。さらに自作の機体も贈って闘わせるというのもこれはちょっとお節介に過ぎるがこれなら告白ととらえてもいいか。
ともかくも踏み出そうとするフミナだったが、彼女以上にたまらない想いのギャン子が割って入ってきた。たしかに実力は周知済みに加えその清楚な出で立ちをはじめとするルックスは明らかにキャラの格が違いすぎるか。ともかくも修羅場モードに入ってきたがそれに待ったをかけてきたのが統立のあの三つ子。次に対戦するのが彼ら。勝負がもらったと豪語する彼らにギャン子とシアが言葉を返す。しかしなぜか二人がトライ・ファイターズを名乗るか。これは他のキャラが居合わせたら誤解を招くな。あとフミナが出るタイミングを完全に逸したか。
後にユウマも交えシアの真意を話し合うが、フミナは彼女の女心を理解しつつあえて言わないことにした。続いてラルさんを交え次の対戦相手、統立学園の攻略のためのミーティングを行う。三つ子ならではの連携と周到な作戦、そして機体そのもの性能にも誰もが脅威を感じていた。一方統立側もファイターズの機体データを研究しつくしたかに見えた。ことにバーニングとセカイの力と技についても理解はしているか、そしてその弱点を見抜いているかにみえ、そのための奥の手をも用意しているようだが。
そして迎えた試合の日、周囲の期待の中、セカイたちも意気上がって試合に臨む。統立もまた万全の態勢で臨んでいく。カワグチが言うようにフィールドにて有利不利が決まるというが。そのフィールドは暗き森、たしかに不安な要素があるが。
出撃するセカイたち。目の前には謎の城不安がいや増すばかりのファイターズに対し、統立は勝利を確信するのだが。
城内に入るセカイたち、罠を仕掛けられることを懸念しているが城に入ること自体が罠だともいえる。加えてユウマが真顔でオバケが苦手と告げられるか。
まあ何かが起こるたびに取り乱すさまもはた目面白いが、ガンダム世界においてはどうなのか。そうこうしているうち敵の攻勢も始まった。床底に落ちたセカイとユウマ、放されたフミナは狙い撃ちをかけられる。何とか脱出行を見つけるもそこにも罠が。ここにきて追い詰められたか。一方セカイたちも身動きが取れない上、敵の重力波攻撃を受ける。これが奥の手なのか。しかもセイのかつての技、アブソーブシステムときた。これも研究の成果なのか。ビームや武器セカイの技も封じられ、とどめの構成を受けるがここはユウマが盾となりバーニングを守る。
追い詰められたフミナも爆発の中起死回生の一撃を放つ。しかし撃破されたと告げるトシヤ。しかしウイニングのビームの方が早かった。
反撃に転ずるバーニング、しかし敵も奥の手を出しきっていない。吸収した粒子と3機合体で巨大な竜と化した。果たしてその強敵にセカイは。
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