第13話:ビヨンド・ザ・ナックル<今更ながらビルドファイターズ・トライレビュー>
ガンプラ修復のため工作室で出会った少女、修復の際にいろいろアドバイスを教えたり、先のバトルについて聞き入ったりと、ひと時心をも通わせてるが。
ともかくアドウたちガンプラ学園との再戦において万全の気持ちで臨まんとするセカイ、それはユウマもフミナも同じことか。それが先に欠けていたものだろうか。そしてその再戦に際しぶつけるべきはこれだろうか。
先の“特訓”を終え帰室の途のユウマとフミナ、それぞれの機体の補修に工作室へ向かうが、そこであの少女と修復している様を目の当たりにした。ユウマはともかくフミナはショックを隠せないか。入って取り乱すフミナだがセカイもやはり呑み込めていないか。
一夜明けてラルさんを交え昨日のこともあり膨れているフミナを扱いかねている中、あのアドウもウィルと調整に追われていた。アドウは先の試合で右手を痛めていた、やはり手ごたえがあったのか。そしてウィルはメイジンを目指すと言っている。イギリスでジュリアンに鍛えられているだけにその実力もまた。
一方でセカイも調整にかからんとする中、今度はカリマと名乗る男が挑まんとしてきた。ガンプラ学園と対戦したセカイに興味があるというのだが。そこにウィルらが割って入る。それにはカリマもウィルに狙いを定め、同じく我梅も入ってきた、先にアドウにやられた分を返す気でいるのか。ともかくもこの混戦をいつの間に現れたカワグチが仕切り、4チームの代表でのバトルロワイヤルと相成った。
その一方でフミナもセカイたちのフォローに気を取られて自分の勝利への意気込みが足りなかった。それが彼女に欠けていたものだった。それはユウマも同じことだった。そこにラルさんが現れ、ひとまずステージに連れていく。
試合はすでに始まっていて、まず我梅の白ザクがウィルに立ち向かうも一瞬で返り討ちに。やはりアドウと互角以上なだけはある。
その実力にセカイも脅威を感じるが、続いて挑むはカリマ。あらゆる方向からの攻撃でウィルを追い込むが、ウィルもいつも使用する機体でないと指摘、手の内は見せぬと返すカリマだが、後方で三つ子の少年たちが分析し、力をセーブしているという。あのウィルも本当の実力を出し切るに値する相手をアドウ以上に求めている、アランも、そしてアドウもそれを知っているだけに。
カリマのシールドビットの攻撃を無駄のない動きでかわし、追い込むカリマをソードの一閃で返して決める。
そこにセカイのバーニングが登場。格闘戦に長けるバーニングにウィルも格闘戦で立ち向かう。それですらも全力ではないのか、それとも。
挑むセカイに返すウィル。やはり体術でもあちらが一枚上手なのか。しかし先の修復からバーニングの性能も上がっていることを感づいているアドウ、そしてカワグチ。そこにあの少女とレディまでもが入ってきた。彼女の物言いからいずれセカイと戦う気でいるのか。その意味するものは。
闘いはひとまず互角の中、セカイも渾身の業を放つ。しかし次元覇王流を見知っていたウィルも見事それを受け止めてから拳のぶつけ合いにもつれ込むのだった。その様をカリマやアドウ、そしてユウマたちが様々な思いで見守っている。
そして再び渾身の拳をウィルにぶつけんとする。その威力はステージの月を破壊するほどであった。それをひとまずかわしたウィルだったが、その力に感じ入らずにはいられない。しかしその強大な威力なだけにバーニングの両腕が破損してしまった。最大の奥義なだけにここぞで使うべきものということか。そしてそれを真に使いこなすためにさらなる調整と精進もまた必要か。
しかしセカイもひとまず手ごたえを感じ、先のアドウ戦への雪辱もひとまず晴らしたともいえる。
後にカワグチとレディがオオサカの視察のためラボを後にし、フミンとユウマがそれを見送る。それぞれに忠告と励ましを受けて。
そして彼女キジマ・シア、何とウィルの妹で学園チームの一員となる。やはりいずれはセカイたちに立ちはだかるということか。
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