緊急追悼企画・ガンダムSEED DESTINY REVENGEについて
さてみなさん、今回は映画のレビューでも記載する予定だったのでしたが、先月ガンダムSEEDシリーズの脚本を手掛けられた両澤千晶せんせいがお亡くなりになられたことを受け。急きょ追悼企画(みたいなもの)として、編者が手掛けたガンダムSEED DESTINY REVENGEについての解説などを述べたいと思います。
ご存じのとおりガンダムSEED DESTINYは、ガンダムSEEDのヒットを受けての続編として放映され、今なおテレビ放映時のラスト、その後のスペシャルエディションでのラストを含めて賛否両論が飛び交っている。
かくいう編者もあの終わり方には納得がいかなかったか、いわゆる改変ストーリーたるDESTINY REVENGEなる予想企画を当HPにて発表したのは周知のところ。
そこから人類全体を巻き込む争乱から人が生きるべき路を模索する『命のものがたり』へとつながればとの期待を込めたものだったけれど。
それがほどなくOO、AGE以降のリリースにあわせて、当時話題となった劇場版もうやむやとなり、その挙げ句、というのは失礼ながらも両澤せんせいのご訃報が流れた次第ですが。
結局は原作のSEED(アストレイもあるけど)、当企画のREVENGEにおいて描きたかった物語は、OO以降のリリースである程度描いてしまった感さえあるのも正直なところ。
編者もいっそREVENGEの残り2話も発表したいとも思っているけれど、両澤せんせいの喪が開けるまではやはり無理だかもしれない。
そこでこの場を借りてその残り2話のおおまかなあらすじを発表したい。
PHARE49:チェックメイト
ひとまず無力化せしめたメザイアからキラとの会談を持ち掛けるデュランダル。一方ステラにそそのかされるままにエターナルに投降するルナマリア。そしてシンもまたメザイアへと向かい、ここに大いなる悲劇の幕が上がるのだった
THE END PHARE:罪と、罰
暴走したデスティニーによる破壊と殺戮に一人立ち向かうキラ。一方多大な犠牲を払いながらもアンリミテッドを撃破するイザークたち。そして戦乱はデスティニーとフリーダム、たった2機での最終決戦にもつれ込むのだった。
まあこういった具合で進行し次の物語へと流れる運びだったのですが。
ともかく来年下半期になるかとは思いますがこの2話も公表したいとも思っております。
最後にかつてのブログ記事でのこの言葉で締めくくることにしましょう。
運命に抗うのが人の業なら、自由を選び未来をつかむのも人の業であるはず。そして選ばれた未来に対する自由の代償は、ということで。
さらにいえば人の命、いかに生きるべきかをも本来のガンダムSEEDに託された、というよりも、それこそがガンダムそのものの物語ではあるまいか。
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