第21話:帰るべき場所へ<ガンダム 鉄血のオルフェンズレビュー>
新たなる路へと足を踏みかねていた鉄華団のもと、ギャラルホルン、カルタ艦隊の大群が来襲せんとしていた。
一方で火星ではクッキーとクラッカーがビスケットの帰りを待っていた。彼女たちはサヴァランのことは知らないみたいだ、まあ知らないほうがいいみたいだけど。
そんな妹たちを想うビスケットのもと三日月が敵襲を告げビスケットもまたとある決意を固めていた。
メカの整備を急ぐ一方でオルガも蒔苗の護衛を決める。その中でクーデリアは輸送船を用意していると告げる。これはやはりモンタークが関与していた、彼が降下する際にトドが留守を任せるが。
誰もが不安を訴えるも三日月やシノら戦闘員メンバーはただ迎え撃つののみと告げる。その間にもタカキらはいろいろ工作をしていたが。
蒔苗との会談の後オルガとビスケットは話し合う機会を得る。今まで一緒に行動を共にしてきた二人。これからの身の振り方を考えようとするも、今は島を脱出することに専念することに。その際ビスケットにも施された阿頼耶識にて彼自身もワーカーに乗ることになるが。オルガはビスケットに残ってほしいと思うも今はそれを言えなかった。そんな彼をメリビットはただ手を添えるのみだったか。
海上に陣取る統制艦隊。火星で三日月に斃されたオーリスの兄が指揮を取っていた。まずは洋上からの砲撃、MSにはさほど効いていないが人はそうはいかない。何とか応戦して艦を沈めるも、MS隊の出撃を許してしまう。敵も昔の戦い方を分からないと見たが。
一方出撃する鉄華団MSチーム、三日月のバルバトスは傍らの大仰な武器を手にする、面白いおもちゃを持った子供のように、まあいつものことだけど。
海上のMSを何とか叩いてるかに見えたが、何と空中、大気圏から突入したのはカルタ率いるカルタ隊、もうめんどくさいから。でも現れて早々名乗り上げる間に撃たれるとは何とも間抜けな、あえて言おう、時代錯誤であると。
突撃するカルタ隊、いかに装甲が厚かろうが格闘戦であればこっちが上手。着実に撃破していく。一方討ちもらした海上の敵は隠し腕を駆使してグシオンでねじ伏せる。ここだけの話、このグシオンはジOに通じてるかな。
一方で上陸部隊も蒔苗の別荘を誘い込まれるままに制圧するも仕掛けた爆弾でひとまず殲滅。揚陸艇も白兵戦で制圧していく。
怒り心頭のカルタはオルガのワーカーを見つけて討ち取らんと一瞬の隙をついて肉薄する。逃げきれないと悟ったビスケットはオルガを振り払い叩き落とされる。
振り払われ難を逃れたオルガが見たものは傷付き倒れたビスケット。オルガが駆け寄るもビスケットは故郷の妹たちを想ってこと切れていく。
結局想いや覚悟のみでは事を成せるとは限らなかったとまたしても思い知らされたか。
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