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第19話:願いの重力<ガンダム 鉄血のオルフェンズレビュー>

地球降下作戦に向けて準備に余念がない面々、そんな中クーデリアは三日月と顔を合わせ、誓いを新たに改めて三日月に握手を求める。この時も手が汚れていると告げるも、クーデリアは今こそ彼の手を取ることができ、そしてその手を通して”彼“の大きさを感じることができた。先に彼女の”強さ“を三日月が知ることができたように。

そしてオルガと仮面の彼との最後の交渉、さしあたりモンタークと名乗る彼、それが真実の名と告げるが、やはり過去の事象が関わってくるのか。

ともかくもクーデリア一行の地球降下作戦が決行されるのだった。皆の幸せのために。

対する統制統合艦隊、司令官のカルタ、ガエリオとは顔なじみの上に司令官の地位を鼻にかけて威張り散らす、ちょっと俗な言い回しながら。さらにはあのマクギリス彼には過剰に反応する、しかしその彼が今どうしているか。ともかくそのカルタ艦隊が鉄華団に立ちはだかるのだったが。

それに対して乗り込むのはユージン率いるイサリビとブルワーズ艦。MS乗りとなったシノへの対抗心と責任感、そしてかけられたシノの期待をも込めて、華々しく突撃を敢行するのだった。

一方出撃を控えているガエリオ、昔のカルタと、引き取られたマクギリスとの出会いに想いを馳せる。やはりあの時から惚れてたのか、カルタは。

そのマクギリスこと仮面の彼モンターク。この会戦にかかわる人々の因縁とのしがらみを見守りつつ何を想うのか、そして彼の過去に何かがあるというか。

迎え撃つカルタ艦隊、突撃するユージンたちに砲撃を加える。まさに総攻撃だが今更これしきでは退いてはいられない。ただユージンはブルワーズ艦を盾にして突撃を敢行する。何とブルワーズ艦を阿頼耶識で動かしているユージン、それでも負担があるというが、まあ艦の操縦は推進のみだから大したものではないのではないかといえばブライトやマリューに怒られるか。

ともかく圧倒的物量の前にもひるまず敵の裏をかき、したたかな逆撃をかましたイサリビ。ここにユージンのまさに華々しい活躍と相成ったわけだけど。

しかしオルガたちのシャトルにはガエリオたちが襲撃してきた。アインの洞察のおかげでカルタ艦隊への陽動を見越してきたか。

迎撃に当たる三日月たち。シノはアインと、三日月はガエリオ、そして昭弘は他のMS隊と対する。数で不利な昭弘のもとラフタたちも加勢する。立場が立場なため隠密用の換装で。

スピードに長ありのキマリスにバルバトスは装甲で受けランスを奪う。一方アインの執念とグレイスのワイヤーで動きを封じられる流星号。しかしガエリオのピンチに何故かかばってしまう。しかし彼の執念の帰結がこんなものとはいささか興ざめだとは思うのだが、ともかくも火星ギャラルホルンの戦士アイン=ダルトンの命運は尽きたか。

続いてバルバトスの前にカルタのMS隊が、しかしそれを退けたのは赤いMS、モンタークの機体だった。もともとが敵同士なのだが、その真意もいかにというか。

ついに大気圏突入を敢行するシャトル、シノと昭弘を回収するが三日月は突出した1機と対戦。何とか倒すが大気の摩擦がMSの機体を焼く。しかし三日月の強き意志にバルバトスが呼応し、敵の残骸を利用しつつ突入に成功するのだった。あの時のオルガとの誓いとともに。

ここにクーデリアと三日月たち鉄華団は地球の大地に立つのだった。ところでアインを斃され、マクギリスも傍観を決め込まれ孤軍奮闘のガエリオ、部下を斃され怒り心頭の狂乱の戦乙女カルタ、そして他の勢力はどう出るのか。そして当のモンタークの本当の目的は何か。

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