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第15話:足跡の行方<ガンダム 鉄血のオルフェンズレビュー>

一連の経緯の報告を受けるノブリス。しかしクーデリアの件で予定が狂ったことを知りフミタンに文句を垂れるが。

そのフミタン、三日月と責任について語り合う。敵の間者としてクーデリアを監視していた彼女なだけに、今の揺れ動く心とともにその責任についての帰趨も含んでいることだろう。

一方で鉄華団みんなの兄貴、オルガはひっ迫した状況の中、労働者たちの代表ナボナに誘われひとまず潜伏することになる。

ビスケットもアトラとともに兄サヴァランを待ち受け、そのサヴァランとぎこちないながら再会を果たすも、何者かに連絡を取るが。

戻ってオルガたちの潜伏先、スラムの住宅街その荒んだ空気に文句を垂れるも、そこがナボナたちが生きている場所だと告げる。そこでサヴァランがそこの出身でナボナたちの連絡役になっているのだが。

結局捕まったビスケットたち、サヴァランに積み荷の件で問い質されるもビスケットやオルガたちはあずかり知らぬことと知り利用されていたこと理解したが、クーデリアにそそのかされたと告げるとともにアトラを彼女と勘違いしてしまったが、彼女を護るためかアトラがクーデリアを名乗ってしまう。

その一方で事態を傍観するのみのタービンズ。また一方スラムのナボナの子供たちと遊んで暇をつぶすオルガたちにクーデリアの件でアトラたちがさらわれたと知らされ、三日月が定時連絡を取り、ひとまずビスケットの件を任せるが。

同行しようとするクーデリアをフミタンに任せて救出に向かう三日月。ある意味これが一応危ない状況でもあるのだが。

そこにギャラルホルンのガエリオ、アインに自機を預け、自分は虎の子のガンダム・キマリスを持ち出して出撃に臨むも艦長に止められる。統制局の作戦に介入してほしくないのも分かるが血気にはやるガエリオがどう出るか。

一方でオルガもドルト3へ急行し、一方で三日月はビスケットを追、しかし靴の匂いで分かるものなのか。そこに何者かがコンタクトを、おそらくナボナたちの関係者なのか。

捕らわれたアトラ、兵士たちに執拗に痛めつけられる。こういうところは容赦なくえげつないこととして、おそらくクーデリア本人でもこのような扱いとなれば、もはや抜き差しならない状況だろう。一方サヴァランもビスケットにクーデリアのことを質す。そんな兄に権力側に立ったことを失望を覚える弟、サヴァランも彼なりに一応は労働者のことを思っているのだがやはりクーデリアを差し出すわけにはいかない。まして彼女に成りすましたアトラのこともあるから。

そのクーデリアが潜んでいるホテルでフミタンは、やはり助けに出ようとする彼女を止めつつようやく真実を語ろうとするとき、冒頭ドルト3に降り立ったあの男、労働者の暴動に巻き込まれまいとホテルから退去を告げるとともにフミタンがノブリスの間者であることも告げる。真実を告げられ去りゆくフミタンを追うクーデリア。それを見守る仮面の男ひとまずは彼女を直接危害を与える気はないようにみえるが。それにしてもあの男が彼ならば、本来の任務はどうしたのか、しかし彼の本来の目的があれならこういった行動もうかがえるのだが。

捕らわれたビスケットたちのもと、一台の車が突っ込んでいき、その隙に三日月が助けに来た。アトラの傷を見て一瞬殺気立つ三日月だったが、とりあえず二人を助け脱出する。

それを追うサヴァラン、彼なりにコロニーを護らんとクーデリア役のアトラを置いていくよう告げるが、そんな彼にビスケットは決別の意で応えるのだった。まあ誇りを失った男として見られたということかな。

こうして事態は退くに引けない状況の中に陥るのだが。

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