月刊ストロングワーズ新世界編(創作)15年度12月号
さてみなさん、今月のストロングワーズもスケジュールの都合上これと言って取り上げたいセリフもなく、やむなく過去の名場面のピックアップを中心としたプレイバック特集をお送りしたく思います。その意味を込めて今月来月は“魅せる”名場面が出てくれればと祈りながらも。まあともかくですが、それでは、ごゆっくり。
マリンフォード編プレイバック
第563話:心臓一つ 人間一人より
「みっともねェじゃねえか!!!”白ひげ“ェ!!!
おれはそんな“弱ェ男”に敗けたつもりはねェぞ!!!(サー・クロコダイル)」
「“弱ェ男”か・・・勝手なこと言いやがって・・・
勘弁しろよワニ小僧・・・!!おれだっておめェ・・・心臓一つの人間一人。
悪魔だの怪物だのと言われようとも・・・いつまでも”最強“じゃいられねェってんだよ・・・・・!!!
若ェ命をたった一つ未来につなげりゃお役御免でいいだろう・・・・・!?(“白ひげ”エドワード・ニューゲート)」
かつては世界最強の海賊として君臨した”白ひげ“エドワード・ニューゲート。
その座を狙い数多の海賊が挑み、ある者は敗れ去り、ある者は彼の度量に心服し、彼の”息子“となった。
そんな最強の名をほしいままに生きてきた彼も、自らの生の集大成とした”頂上戦争“において知将センゴクの奸計と配下の海賊スクアードの刃によって致命傷を負う。
最強が故誰にも傷付かなかった男の傷に、クロコダイルが失望と憤りを込めて吐き捨てるも。この戦場を自らの死に場所と定めた白ひげも、決して口には出さないが自らのけじめを、傍目から見れば”弱音“とも読めるこの言葉を発しつつ、最期の戦いに臨むのだった。
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