月刊ジョジョ11月号
・DIOの世界(その3)
DIOの時を止める力、それはスタンドが顕現して間もない頃、エンヤ婆がもともとの部下だったヌケサクを使い、その力を試したことから始まる。その後二人ともヴァニラとは違う意味で”道具“とされてしまったのだが。
ともかく承太郎とDIOのスタンドの拳での打ち合い、傍目から見て何やらの火花を散らしてのにらみ合い、それを制したのはDIOの“能力”だった。今まさに、花京院のようにとどめを刺さんとした時、その異変を感じた。何と時を止めた自分の世界の中で承太郎が指を動かす。
自分と同じスタンドかとある意味ジョースターの血への恐怖からそれを確かめんとするもまず磁石のトリックかと思わせ、承太郎がプラチナの一撃を放つ。
しかし飛ばされた先はとある店、そこの店員に自分の足を取ってくるよう威迫した後、その気の毒な店員さんを“餌”にして力を回復した。これはDIOの威か、あるいはモブキャラの哀しさか、いずれにしても汲めども尽きぬその力で再び承太郎に立ち向かう。
一瞬だけしか動けない承太郎、その力に慎重にならざるを得ないDIO、万全を期すDIOの攻撃は何とっ、無数のナイフを多方面から投げつける攻撃だった。
その止まった時での無数のナイフ、プラチナの力でもやはりすべてかわしきれなかった。
斃されたかと思えばとっさに仕込んだ雑誌を急所に忍ばせ難を逃れたが、手負いで動けないのには変わりはない。そこにDIOが最後のとどめとばかりに道路標識で首をはねんとした時、ポルナレフがチャリオッツで頭を貫いたっ。しかし急所がはずれあえなく退けられた。
ポルナレフの危機に時間を稼がんとした承太郎の指が動き、生きていたことがばれ、今度は駆け付けた警官を操り銃で撃たせる。これはプラチナで難を逃れたが。何とかDIOの気をそらせようとするが、結局DIOは最後のとどめを刺さんとする。そこで起死回生の一撃をプラチナで放った、これはさしものDIOもかなりのダメージを受けたか。今度は承太郎がDIOにとどめを駆けんとガソリンで焼き殺さんとするも、通りすがったタクシーで逃げおおせる。何とか追い詰めんとダメ押しのオラオラを繰り出すも、飛ばされた先は、何とジョセフが倒れた場所、ジョセフの血を吸って甦り、振出しに戻ってしまったに見えたが。
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