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第7話:いさなとり<ガンダム・鉄血のオルフェンズレビュー>

コックピット内でペディキュアを塗る少女、イサリビを獲物と捕らえんとしているがはたして、停戦信号を発したのはマルバ、後続の船にまさに追走されているが。

がなり続けるマルバを制し、現れた白服の男、マルバも一目置くその男はテイワズ下部組織タービンズの名瀬と名乗っている。戦乱で逃げおおせたマルバを昔の付き合いで拾い今に至ったというわけだ。その縁からか、クーデリアを含めCGSの所有物だったイサリビの引渡しを要求する名瀬。オルガは要求を拒否、ビスケットが平和裏に交渉せんとするもにべもなく突っぱねる名瀬、結局交渉決裂ということで戦うことになる。ここは鉄華団の意気を見せ、タービンズ、そしてテイワズとの交渉を再びつけるために。慌ただしく戦闘態勢に入るイサリビ艦内。イサリビも三日月と昭弘が出撃。整備不足の中三日月がバルバトスで発つ。

一方タービンズの艦、ハンマーヘッドから傍らの女アミダ、ペディキュアの少女ラフタらともに出撃していく、鉄華団の子供たちに“お仕置き”をするために。

最初は砲撃戦で距離を詰められ、ラフタのMSで接近戦を仕掛けられる。一方で三日月はアミダらと交戦。その機動力に押されてしまう、そんな危うい状況でも動じない三日月。イサリビの危機にアミダらを昭弘に任せ艦に戻る三日月。

クーデリアはノーマルスーツに着替えんと無重力の中悪戦苦闘、通りかかったアトラの手伝いでようやく着替えることができ、戦況を見届けんとアトラを伴ってブリッジに上がるのだった。

船に戻りラフタと対せんとする三日月だが、相手のスピードにどうしてもついていけない。

一方艦内ではMWが出撃せんとしているが。その作戦のために敵を引き離さなければならない。さしもの三日月も動揺を隠せないが、一瞬の隙を突き敵に取り付いた。振り放さんと艦から離れるラフタ、その隙からミサイルを発射するイサリビ、しかし迎撃する敵艦。それは煙幕弾で、その煙幕からイサリビが突進、体当たりするかに見えて回頭してのニアミス。すかさず追撃する敵艦。しかし敵艦内にはオルガたちが潜入していたのだ。そこでマルバがオルガらの素性を語り、ついでに阿頼耶識システムのことも話してしまうのだが。

一方昭弘もアミダらを何とか食い止めんと意地を込めての特攻を駆けるがやはり性能差から徐々に機体を破損していく。一方敵に振り回されっぱなしだったバルバトスも何とか取り付いたのだが。

そこに突然の名瀬からの停戦命令、双方とも意外な反応をしているが、マルバの発言に対する名瀬の反応に糸口があるというのか。

ともかくも今回基本的な性能差もあってか、三日月たちも全力で食ってかかったとはいえ結局押され気味だったので、初めての苦戦ともいえただろう。それだけに次回あたりはタービンズと和解する運びみたいだから、かつて語られたけど「昨日の敵は今日の友、かつての強敵ほど頼もしい味方足りえる」ということは鉄血でも当てはまるのか、これも次回の展開を待ちたい。

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